【斉藤佑介】私立和光鶴川小(東京都町田市)の6年生が「沖縄」を1年近くかけて学ぶ取り組みが、17年目を迎えた。沖縄戦や本土復帰、現在の米軍基地問題について学び、秋には現地を旅する。沖縄の問題を自分の暮らしに引き寄せ、児童に平和について考えてもらうという。
7月上旬、6年生約70人を前に琉球大の高嶋伸欣(のぶよし)・名誉教授(71)が、特別授業「4・28から考える沖縄」を始めた。沖縄県の地元紙「沖縄タイムス」の、本土復帰を果たした1972年5月15日の記事を黒板に張った。日本国憲法全文が書いてある。
「日本に復帰したこの日に、なぜ憲法を載せたのか。記事に説明や理由は書いていません。どんな思いが込められたのでしょう」