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山形大から最先端技術 若手研究者の開発相次ぐ

写真:透明な形状記憶ゲル素材を開発した宮瑾・特任助教=山形大工学部拡大透明な形状記憶ゲル素材を開発した宮瑾・特任助教=山形大工学部

写真:全方向に駆動する仕組みを解説する多田隈准教授=山形大工学部拡大全方向に駆動する仕組みを解説する多田隈准教授=山形大工学部

 米沢市の山形大大学院理工学研究科で若手研究者による最先端技術の開発が相次いでいる。宮瑾(グンジン)・特任助教(36)が「透明形状記憶ゲル」、多田隈理一郎准教授(37)が「全方向駆動歯車」の開発を発表した。

■透明で丈夫な形状記憶ゲル 宮瑾・特任助教

 山形大大学院理工学研究科の宮瑾・特任助教、古川英光教授らは、透明で丈夫な形状記憶ゲルを開発した。室温で変形しても温度を上げるだけで元の形に戻り、大気圧の200倍以上の圧縮に耐えられる。3Dゲルプリンター技術を活用したゲル眼内レンズの開発も進めている。

 ゲルは寒天やコンニャクのように高い粘性を持ったソフトな物質状態をいう。1990年代に開発された従来の形状記憶ゲルは、水やエタノールなどの溶媒を利用するため、白濁して不透明なうえに割れやすいという欠点を持っていた。

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