現在位置:
  1. asahi.com
  2. ライフ
  3. 教育
  4. 2011年度大学入試センター試験
  5. 記事
大学入試センター試験
試験日:2011年1月15日・16日

合格祈願も知恵比べ お札・ストラップ… グッズ出始める/埼玉県

2010年12月17日

写真拡大「落ちないクマ」などをあしらった宗像神社のお守り

写真拡大「合格間違いなし(梨)鉛筆」=白岡町商工会提供

 大学入試センター試験(来年1月15、16日)まで、あと1カ月。中学や高校を目指す受験生にも、仕上げの冬休みが迫る。そんな受験シーズンを前に、埼玉県では趣向を凝らした「合格祈願グッズ」が出始めた。さて、御利益はいかに。

会場の雰囲気再現、2010年1月のセンター試験の模様を写真で

 「集中力をとぎすまし、獲物を捕らえるように志望校をつかみ取って」

 埼玉県宮代町須賀の東武動物公園は、ホワイトタイガーが爪を研ぐのに使った木をお札(ふだ)に加工した。「研ぎ札」(500円)と名付け、計500個を目標に、飼育係らが手作りしている。

 「幸運を招く」との言い伝えがあるホワイトタイガーにちなんだキャンペーンを、来年3月13日までの日程で実施中。携帯電話向けのお守り画面も製作し、ダウンロード用のQRコードの看板を、ホワイトタイガー展示舎近くに設置している。

 東松山市岩殿の県こども動物自然公園は、木の上で暮らす動物にあやかった「落ちない」お守りを販売。コアラのふんを樹脂で加工した「運のつく」ストラップのほか、コアラとレッサーパンダ、フタユビナマケモノ、カナダヤマアラシを「四天王」としてイラストにしたお札がある。

 今年は受験生が持ち歩きやすいようにと、「お守り袋」に入ったストラップを追加。従来のタイプが500円で、お守り袋タイプが700円となっている。

 寄居町藤田の宗像神社は、4年前に境内へ迷い込み、木に約30時間しがみついた子グマ「ヨリー」の執念にあやかって、学業成就のお守り(500円)を正月三が日に販売する。町の活性化を進める町商工会と協力して製作。さいたま市大宮区の大宮公園小動物園で暮らしているヨリーなどを描いた。

 梨の産地の白岡町では、町商工会が「合格間違いなし(梨)鉛筆」(3本入り525円)を、JR白岡駅近くの「白岡特産館」で販売。梨の枝を粉末にした塗料を使い、梨の形の「ダルマ」の絵を数多くあしらっている。

 最新の埼玉農林水産統計年報(2006年)では、白岡町は梨の収穫量が県内一だった。だが、商工会によると、市町村合併で別の自治体の収穫量が増え、首位の座を明け渡す可能性が高いという。それでも、商工会は「トップレベルであることは変わらず、縁起はいいはず」と強調している。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介