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2012年1月17日
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2012年度大学入試センター試験
試験日:2012年1月14日・15日

特集

センター試験で157人に配布ミス 「公平性に影響」静岡大謝罪

写真:問題用紙の配布ミスを謝罪する静岡大の石井潔・教育担当理事(中央)ら=県庁拡大問題用紙の配布ミスを謝罪する静岡大の石井潔・教育担当理事(中央)ら=県庁

 大学入試センター試験で問題用紙の配布ミスなどが相次いだ問題で、静岡大学は16日、同大学が静岡県内で実施した8会場のうち、3会場の157人に配布ミスがあったと発表した。この影響で、他の受験生が60分の試験時間だったのに対し、108分の試験時間になる受験生もいた。同大は「受験生の心理的負担や、試験の公平性に影響を与えた」として謝罪した。

 配布ミスはすべて14日の1教科目「地理歴史・公民」であった。

 同大によると、ミスがあったのは静岡東、静岡市立、富士の3高校の試験場。このうちの4教室で受験した計157人に影響があった。本来は試験開始時に2冊の問題用紙を配る必要があったが、試験監督は誤って、「地理歴史」の問題用紙だけを配布。改めて「公民」の問題用紙を配り終えてから60分間の試験時間を確保するため、ほかの受験者より終了時間が繰り下げられた。

 繰り下げは、富士高校で48分、静岡東高校で40分だった。大学入試センター(東京都目黒区)によると、全国の中で富士高校の試験が最も繰り下げられた時間が長かった。静岡市立高校では、試験終了後に受験生が指摘して発覚。1日目の日程が全て終わった後に、解答用紙に転記したという。

 試験監督は、1教室につき2人が配置されている。同大は、試験監督を対象に昨年12月と今年1月5日に説明会を実施。説明会では、今回から試験方法が変更になった地理歴史・公民の配布方法について重点的に説明したといい、同大の石井潔・教育担当理事は「特に強調して説明しており、不十分だとは考えていない」としている。

 説明会には、試験監督の493人のうち、470人が参加。ミスのあった4教室の8人の試験監督が出席したかどうかは把握していないという。

 再試験の実施は、大学入試センターが判断する。同大には、富士高校の受験生から「再試験があるか心配している」という問い合わせが寄せられているという。

 センター試験は県内21会場で実施され、静岡大学が実施した3会場のほかに6会場でも試験時間が繰り下げられた。

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