写真・図版ドライフルーツ入りハニーミルク

写真・図版冷えが気になる冬場はドライフルーツの活用を

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 追い込みに近づくほど、大事になる体調管理。きょうから夜食タイムにもひと工夫です。食材の持つ力を借りて、体と気持ちを支えるのが薬膳の考え方。そんな〈かしこい〉レシピを、管理栄養士で国際中医薬膳師の資格を持つ清水加奈子さんに3回にわたって教わります。

かしこい夜食

 空気はカラカラ。ともかく、風邪だけはひきたくない。「鼻や口から肺へと風邪が入り込まないように、バリアー機能を高める食材を選びましょう」と清水さん。夜食向けに紹介するのは、「ドライフルーツ入りはちみつミルク」。温めた牛乳の中に、干し柿やアンズなどさまざまなドライフルーツが入っていて、イメージは食べる飲みもの。やさしい甘みで、小腹がすいたときにぴったりだ。

肺の機能を高める食べもの……牛乳、はちみつ、イチジク、アンズ、バナナ、柿など

 中医学には、食材それぞれを、食べたときに体を温めるか冷やすかで分ける考え方がある。生の果物は水分をたっぷり含むこともあって、体を冷やす方に分類されるものが多い。冬場や体の冷えが気になる人は、食べ方を工夫しよう。

 清水さんは「夜食にするなら生の柿より干し柿。ドライフルーツは、水分が減るだけでなく、栄養成分も凝縮されます」。焼きリンゴのように、果物を加熱してシナモンなど体を温める材料をプラスする食べ方も、理にかなっている。

■食生活にひとこと たんぱく質もとろう

 受験生は、普通なら夕食をとっている時間を塾で過ごすなど、食事が変則的になりがち。間食や夜食も、連日のこととなると、単に空腹を紛らわせばいい、息抜きだから好きなものを食べればいいというわけにはいかない。部活をしていたときの食欲そのまま、ファストフードや甘いお菓子など糖質や脂質の多いものに偏っては、栄養バランスが崩れ、胃腸に負担がかかる。「夜食の全体量は控えめに、炭水化物だけでなくたんぱく質もとる。腹持ちもいいし、体に血がめぐります」(構成・長沢美津子)

かしこい夜食

ドライフルーツ入りハニーミルク(1人前)
●材料
 牛乳 150cc
 ハチミツ 小さじ1
 ドライフルーツ(干し柿、イチジク、アンズ、バナナなど) 50g
●つくり方
 (1)ドライフルーツは7~8ミリ角に刻む。
 (2)マグカップに(1)を入れ、牛乳を注ぐ。電子レンジで温める。
 (3)ハチミツを入れて完成。