現在位置:asahi.com>教育>子育て>ゆき姐の子育て応援エッセー> 記事 お祝い2007年03月29日 息子がプリ・スクール(日本でいう幼稚園の年中)に通っていたときに同じクラスだった男の子(今は別の学校)のお母さん、キャサリンから電話があった。 第一志望のミドルスクール(日本で言う中学)、それもニューヨーク市のトップクラスのミドルスクールにめでたく合格したという報告の電話だった(焼肉と中学受験の回(焼肉と中学受験(1)・焼肉と中学受験(2)参照)。 今年の1月中旬に家族で我が家に遊びに来てくれたあとは、キャサリン家は受験で大変だろうと、こちらからの連絡はひかえていた。 そろそろ結果が出るころだが、どうなったかなあと思っていたところへのこの朗報。キャサリンの声はいつもよりワントーン高く、結果を報告してくれる前から、好結果を予測するに十分の明るさだった。 「ほんとに私、息子を尊敬するし、誇りに思うわ」 アメリカの親によくあるように、キャサリンも気持ちよく息子をほめた。 聞いているこっちが気持ちよくなるほどのほめっぷりには、今さらながら感心した。 アメリカの学校制度は、キンダーガーテン(幼稚園)、エレメンタリースクール(小学校)、ミドルスクール(中学校)、ハイスクール(高校)と、それぞれ何年かかるか学校によって異なるが、たいていのミドルスクールは、エレメンタリースクール5年生のときに受験(住んでいる学区で指定されている公立ミドルスクール以外に進学したい場合《公立、私立共》は、その学校の入学規定をクリアしなければならない。たいていの場合、その学校独自の試験がある)を行い、6年生から8年生までということになる。 今回キャサリンの息子が合格したミドルスクールの入学審査は、我が家に遊びに来てくれたときにも話してくれたが、算数、英語、作文、合わせて、3時間ぶっ通しの試験だったそうだ。 試験が終わって教室から出てきた彼は、今にも倒れそうな感じだったそうだが、やることをきっちりやり、結果を出したというわけだ。 そんな彼を心底尊敬し、ほめ、他の人にもその気持ちを素直に伝えるキャサリンの姿勢はとても気持ちよく感じた。 キャサリンからの電話の内容は合格の報告と、もうひとつ、3月末に行う彼のお誕生会への招待のことだった。 「11歳になるのよ。ゆきと出会ったのは、彼が4歳のときだったわよねえ。いつもお誕生会に来てくれてありがとう、今回はどうかしら?」 うちの息子も喜んで伺うとのこと、その旨伝えて電話を切った。 そうだ、お誕生日プレゼントは何がいいか聞くのを忘れた。 彼もNARUTO(日本のマンガ雑誌、週刊少年ジャンプに連載されている、「NARUTO―ナルト―」の主人公、忍者学校に通う少年NARUTOのことで、全米のアニメ専門チャンネル・カートゥンネットワークなどにも登場し、現在アメリカの子どもたちの間でも人気者になった日本のマンガのキャラクター)のファンなので、NARUTO関係のものがいいかもしれない。 息子に相談すると、彼もそれがいいとのこと。 今回は、お誕生日分と合格祝い分とで、いつもよりプレゼントをちょっと奮発しようかなと思っている。 (次週に続く)
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