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04月27日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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朝日新聞×河合塾 共同調査「ひらく 日本の大学」

1年次での退学率は1.8%

大学入学後1年次での退学率は、全体で1.8%となった。設置者別に見ると、国立大0.7%、 公立大0.9%、私立大2.1%と、私立大で高く、規模別に見ると、入学定員3,000人以上1.2%、 1,000 〜 2,999人1.7%、 300 〜 999人2.4%、 300人未満2.4%と、入学定員が多いほど1年次退学率が低い。

<図表1>は学部系統別(以下系統別)・設置者別の分析である。系統別に見ると、2.0%以上が、薬学系3.4%、芸術・スポーツ科学系2.4%、経済・経営・商学系2.1%、歯学系2.0%である。一方、1.0%以下の系統は、医学系0.5%、教育系(国公立のみ)0.5%と職業に直結する系統となった。薬学系の公立大で高いのは、医学科への再挑戦をする学生が多いためだと推測される。

<図表1>1年次退学率(系統別・設置者別)

卒業までの退学率は7.8%とやや減少

卒業までの退学率は全体で7.8%となり、2014度調査の8.1%と比べて下がっている。設置者別に見ると、国立大3.0%、公立大3.9%、私立大9.2%となっており、1年次退学率と同様、私立大で高い傾向になっている。規模別に見ると、入学定員3,000人以上6.2%、 1,000 〜2,999人7.6%、 300 〜 999人9.6%、 300人未満9.2%となっている。

<図表2>は系統別・設置者別の分析である。退学率が8.0%以上の系統は、薬学系9.9%、芸術・スポーツ科学系9.8%、経済・経営・商学系9.8%、歯学系9.3%、工学系 8.9%、総合・環境・人間・情報系8.7%である。一方、低いのは1年次退学率と同様、医学系、教育系(国公立のみ)だ。系統別・設置者別に見ると、私立大で退学率が10%程度の系統が目立つ。理系の場合は、高校で履修していない科目への対応や、学生の学力が十分でないと大学教育についていけない場合が生じる。大学合格だけでなく、その後を見据えた学習が必要だ。

<図表2>卒業までの退学率(系統別・設置者別)
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