2012 年3月に大学を卒業した学生の状況について聞いた。ここでは、「大学院」「学部」「短大等」「専門学校等」への進学者数の合計を「大学院等進学者」とし、「臨床研修医(予定者も含む)」「一時的な仕事に就いた者」「左記以外の者」「不詳・死亡の者」の合計を「その他」とする。就職者については学校基本調査の様式変更を受けて「正規の職員、従業員等」「正規の職員でない者」と2つの項目に分けてアンケートを取ったが、それらを分けて回答しない大学もあったため、今回は両者を合わせて「就職者」とする(大学院修了後の進路についても同様)。
卒業者数を分母とした場合の全体の就職率は65%、大学院等進学率は14%、その他が21% と、2011 年度調査(それぞれ63%、16%、21%)と同様の傾向となった。設置者別にみると、大学院等進学率は国立大が34%と最も高く、公立大(14%)、私立大(9%)の順となる<図表1>。


薬学系は2011 年度調査と大きく状況が異なる。2012年3月に、薬学部の薬剤師養成課程(6年制)の第一期生が卒業したため、2011 年度調査では(就職率17%、大学院等進学率72%)だったが、2012 年度調査では(就職率83%、大学院等進学率12%)となった。薬学系を設置者別にみると、国立大(就職率44%、大学院等進学率52%)、公立大(就職率61%、大学院等進学率38%)、私立大(就職率88%、大学院等進学率7%)と、研究者養成課程(4年制)の学生の割合が高い国立大で大学院等進学率が高く、薬剤師養成課程(6年制)の学生の割合が高い私立大で就職率が高くなっている。