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サークルを楽しむ:4 経験を伝える側へ 野口比呂美

2008年4月6日

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 最近激増している子育て支援の行事やイベント。私もよく出かけましたが、子どもが小さく飽きてしまい迷惑にならないよう部屋の外へ。「せっかく連れてきたのに」とかえって落ち込みました。出産直前まで働いてきた私には、親子で一斉にする遊びはなんだか恥ずかしく、積極的に参加できませんでした。

 公園で出会ったお母さんたちとサークルを始めてからは、子どものペースに合わせて遊べ、専門家の子育て相談では言えないことも話せて、悩み事も自然に解決できました。

 サークルは卒業しても小中学校は同じ。何かあったら相談にのってもらえる安心感があります。また、幼い頃の面影を残して成長したお友達はほんとうにかわいく、つい声をかけてしまいます。子育てしやすい地域というのは、こんな「親同士のつながり」や「他の子どもたちへの愛情」から作られていくのでしょう。

 いろんな力を持っている親が、「支援してもらうだけ」や「受け身で参加するだけ」ではもったいない。子育てひろばで自分の経験を伝えるだけでも、地域の子育て情報を新米ママたちに届けられます。育児サークルで仲間のことを思いやり、社会のマナーを守って活動すれば、親自身が成長し子育て真っ最中でも地域社会に貢献することができます。

 子どもが小さいのはほんのひと時。親子連れの視点で社会や街づくりについて発信したり、子どもたちの声を代弁したりしていくことを、全国の子育て仲間たちに期待しています。

(子育てNPO代表)

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