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朝日新聞記者の子育て日記

朝日新聞記者の子育て日記:出産、育児は想定外の連続(女性編)

2007年06月23日

 昨年秋、入院から約3時間でこの世に誕生した娘。妊娠中の経過も順調だった私は、育児もきっとスムーズにいくはずだという根拠なき自信に満ちあふれていました。

 しかし、人生そう甘くはないのですね。そこからは常に想定外の連続でした。

 第一の想定外は、娘が推定体重より500gも軽く生まれたことでした。出産前日の健診で3100g前後と言われたのに、実際は2605gだったのです。

 初めて娘を抱いた時の感触はまるで空気のようでした。一緒に病院に来ていた母も「小さいわね」と驚いた様子。私たち3姉妹は皆、3300〜3700gと大きめだったからです。

 かつては妊婦への体重管理指導が、今ほど厳しくなかったことも一因なのかも知れません。ちなみに私は出産時、妊娠前9キロ増、母は最大20キロ増だったそうです。

 「小さく産んで大きく育てればいい」と気持ちを切り替えたのですが、そこへ第二の想定外が。肝心の母乳が、なかなか出ないのです。

 赤ちゃんが生まれればおっぱいは自然に出るようになるものと思っていたのでショックでした。

 マッサージもしましたが、なかなか出ません。娘も小さい口と舌で一生懸命吸い付くのですが、疲れるのか、すぐにやめてしまいます。

 赤ちゃんは生まれてから数日間は生理現象で体重が減り、その後は徐々に増えていきます。

 ただ、娘はあまりおっぱいを飲まないために体重が減り続けました。結局、看護師さんの指導のもと、ミルクを併用することになりました。

 娘が3カ月を過ぎた頃からは母乳の出もよくなり、今では離乳食も食べるので、ミルクの出番は少なくなりました。現在は7カ月半で、体重は7キロです。

 今思えば、母乳とミルクを併用して良かったと思う面も色々あります。哺乳びんを嫌がることもないし、人に預ける時も楽だからです。

 第三の想定外は、娘があまり寝ないタイプの子だったことでした。

 「寝る子は育つ」のだから、何としても寝させなければ。何でも大げさにとらえる私は、ここでもせっぱ詰まった気持ちになっていました。

 抱っこしながら授乳し、眠りに落ちた後もしばらく様子をみます。その後、そっと布団の上に置くのですが、「ギャー」。背中にセンサーがついているのではないかと思うほど、置いた瞬間に目覚めて泣くのです。これには参りました。

 おっぱいは飲まない、なかなか寝ない。育児への根拠なき自信は、みじんに打ち砕かれました。

 寝てくれない問題はいまだに続いていますが、少しずつ改善されてきました。そのあたりの変化については、また次回に書きたいと思います。

女性記者プロフィール

2000年朝日新聞入社、29歳。甲府、青森総局を経て、東京本社生活グループに在勤中の06年11月に第1子(女児)を出産。現在は夫の転勤先の福島県福島市にて育児休業中。

男性記者プロフィール

2002年朝日新聞入社。29歳。2カ所目の赴任地である新潟・上越支局で06年秋から育児休業を取り、同い年の妻と、第1子の長男を子育て中。

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