現在位置:asahi.com>教育>子育て>パリ発 モード・ダンファン> 記事 シャンソンが流れるモビール2007年10月09日 ●動物がモチーフの雑貨たち
10月になり、本格的な秋を迎えたパリは、ファッションウィークが先週末でちょうど終わったところです。世界中からジャーナリスト、バイヤーなどファッション業界関係者が集まり、華やかな賑わいを見せていた街も、ようやく落ち着きを取り戻しました。 モードの世界はめまぐるしく変わりますが、Clemence Gouacheさんは、それとは違った独自のスタンスで子供向けのブランド「ClemenceG」を展開しています。パリ郊外にあるアトリエを訪ねました。 まだ26歳のクリエイター、クレモンスさんの作品はすべて手作り。にわとりやペンギン、ふくろうなど、動物をモチーフにパッチワークしたベビー服やTシャツ、ぬいぐるみの中にオルゴールを仕掛けたモビールは、どれも見る人を微笑ませてしまうユーモラスで可愛らしい表情をしています。 特に人気が高いのは、赤ちゃんのベッドの上に飾るオルゴール付のモビールです。魚やペンギンなどの動物のボディの中には、エディット・ピアフの「ラヴィ・アン・ローズ」など、フランス定番のシャンソンを奏でるオルゴールが入っていて、紐をひっぱると音楽が鳴り始めます。フランスではとてもポピュラーなモビールは、赤ちゃんが生まれた友人へのプレゼント用に購入する人が多いとか。 このモビールの影を見て思いついたというステッカーも最近の人気商品です。インテリアとして壁に貼ったり、ノートやバッグに張ったりと使い方もさまざまで、子供だけでなく、大人も楽しんで使えそうなアイテムになっています。 ●人気のきっかけはブログから 2005年の春に、自身でカスタマイズしたTシャツのサンプルをファッション業界で働く友人に見せたのがきっかけで、このブランドはスタートしました。子供服のセレクトショップのバイヤーに見せたところ、とんとん拍子に話が進み、店におろすことになったそうです。 2006年9月には、自身の作品などを写真と文でレポートするブログ(http://clemenceg.typepad.com)も始め、このブログで商品の紹介などをしていくうちに、ブティックから頻繁に連絡が入るようになったと言います。パリやパリ郊外だけでなく、ボルドー、マルセイユ、リヨンなどのフランスの各都市、ミラノやブリュッセルのショップへ商品を展開し、フランスを中心に世界35店舗で販売されています。 ●課題はサイトのリニューアル この6月からは、フランスの有名デパート「ギャラリー・ラファイエット」の「出産祝いコーナー」での取り扱いも始まり、ますます活躍が期待されるクレモンスさん。目下の課題はウェブサイトのリニューアルです。「今のブログでも商品は購入してもらえるけど、もっときれいで楽しいサイトにしたい。いずれは本物の自分のブランドのブティックを持ちたいわ」と話しています。 もちろん、現在でもクレモンスさんのオリジナリティあふれるキュートな世界を、彼女のサイト(www.clemenceg.com)でチェックできます。彼女自身が撮ったかわいい写真とアイデアあふれるサイトです。ハートウォーミングな子供用のギフトを探している方は、ぜひ一度覗いてみてください。 プロフィール
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