現在位置:asahi.com>教育>子育て>パリ発 モード・ダンファン> 記事 パリ、子どもたちのクリスマス2007年12月18日 ●気合いの入るプレゼント探し
パリは、クリスマスのイルミネーションとデコレーションで、すっかり街が様変わりしました。外は極寒の気温ですが、ロマンチックなライティングに魅了され、心が暖まる季節です。 フランスのクリスマスは、親類が一同に集まる日本の年始に近いイベントと言えばいいでしょうか。子どもたちだけでなく、家族全員がプレゼントを交換するため、それぞれのプレゼント探しには気合いが入ります。 11月からデパートではプレゼントコーナーが拡大され、週末には親子連れで大変な賑わいを見せるのです。 ●ショーウィンドーのデコレーション パリの2大デパート、ギャラリーラファイエットとプランタンは、毎年ショーウィンドーをクリスマス用にデコレーションするため、この季節、子どもたちの人気スポットになっています。 プランタンの今年のクリスマスのテーマは「北欧」。白銀の雪に包まれた愛らしいフクロウのオーケストラ、白クマの大家族の愉快な食卓に子どもたちは釘付けです。 ギャラリーラファイエットのショーウィンドーの数はさらに多く、一つひとつ別の物語を形作っています。ペンギンたちがピアノの鍵盤をぴょんぴょん飛び跳ねて歌うミュージカル、トナカイたちの工事現場、白クマのパパラッチ集団などなど……。歌あり踊りありで、ちょっとした劇を見ているようです。 ショーウィンドーの前には、子どもたちのために専用の台が置かれ、右から左まで歩いて、より間近に見ることができる工夫もされています。 ギャラリーラファイエット5階にあるおもちゃ売り場は、特に活気を見せています。人気のおもちゃをご紹介しましょう。目玉は、その場で綿を入れて作ってくれる「ぬいぐるみコーナー」です。 広報担当のヴェルジニーさんは「クマやカエル、様々な動物のぬいぐるみに綿を入れ、消防士やおしゃれなドレスなど、気に入った洋服を合わせて買って行かれます」と話してくれました。 女の子の今年一番の人気は、ペコちゃん人形のように頭を触れると揺れる「Pet Shop」のサルとネコたちです。まん丸い大きな目が特徴。バニラの香りがするアニメのキャラクター人形にも人気が集まっています。 男の子たちは、空飛ぶミニ飛行機やゲーム用品に目がいくようです。一角にはサンタクロースと一緒に写真が撮れるコーナーもあって、子どもたちが今か今かと順番を待っています。 ●インテリア店にも子どもコーナー パリのおしゃれなインテリアショップ「HABITA(アビタ)」にもクリスマス限定の子どもコーナーが特設されています。デザイン性の高い勉強机やベッドなどに並んで、ブリキのロボットやカラフルなぬいぐるみ、黒板と巨大なチョーク・セットなどユニークな商品が提案されています。マーク・ニューソンのデザインしたエアクッション型の飛行機も人気商品です。 フランスのクリスマスは、本物のモミの木を買ってきて、自宅にクリスマスツリーを作るのが一般的です。 イブにはツリーの下にプレゼントを並べ、シャンパンを開けます。フォアグラ、生牡蠣、サーモンなどの魚介類を前菜に、メインディッシュには七面鳥ではなく雄鶏を食べます。デザートはもちろん、薪の形をした「ブッシュ・ド・ノエル」。 ここフランスでは1人でクリスマスを過ごすなんて、とんでもない。恋人や家族がいない人は、友人の家族に招待してもらい、大勢で祝い、楽しみます。それがフランスのクリスマスの過ごし方です。 プロフィール
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