現在位置:asahi.com>教育>子育て>パリ発 モード・ダンファン> 記事 国際子ども服展「ピッティ・イマジネ・ビンボ」2008年01月29日 ●1月は子ども服展示会の季節
ヨーロッパの1月は、各地域でさまざまなイベントがスタートし、子ども服専門の展示会も開催されます。なかでも主要なものと言うと、スペインの「FIMI(フィミ)国際子ども服展」、ベルギーの「キッズファッション・モードアンファンテーヌ」、そしてイタリアの「PITTI IMMAGINE BIMBO(ピッティ・イマジネ・ビンボ)」でしょう。 1月18日から20日までイタリア・フィレンツェ市内で行われた「ピッティ・イマジネ・ビンボ」には、448社(212社はイタリア国外から)が参加し、1万人を超えるバイヤーが来場しました。 会場では「ミニチュア・ファッションウィーク」と名付けられた2008−2009年秋冬子ども服のファッションショーが催され、大手ブランドが1時間ごとに繰り広げるショーに観客の目が釘付けになりました。 ●ミニチュア・ファッションウィーク ランウェーを飾ったのは「ブルックスフィールド・ジュニア」、「ミス・ブルマリン」、「カルバン・クライン・ジーンズ・キッド」、「ガール・アルベルタ・フェレッティ」、「ミス・グラント」、「モンクレー」、「モナリザ」など計15のブランドです。 イタリアの老舗ブランド「ブルックスフィールド・ジュニア」は会場に大きなアスファルトに見立てた歩道を作り、その上をジュニアモデルたちが元気よく歩いたり、走ったりして新作を披露しました。 グレーを基調に、大人顔負けのブレザーにカジュアルなダウンベストを合わせるなど、良家の子女にぴったりのコーディネートが目を引きます。 イタリアの「ブルマリン」の子どもライン「ミス・ブルマリン」は、ピンクを中心にヒョウ柄や花柄などのプリントを用いて、ラブリーで夢のあるコレクションを発表しました。 バレリーナのチュチュを思わせる真っ赤なワンピース、暖かいラビットファーのブルゾン、そして足下はゴールドのヒョウ柄スニーカーと粋な組み合わせが目立ちます。 ●子ども服のトレンド この展示会のもう一つの特徴は、世界へ子ども服のトレンドを発信することです。来秋のトレンドは大きく四つに分かれます。「スポーツ・ジェネレーション」、「スーパー・ストリート」、「ニュー・ビュー」、そして「ピッチ・ビンボ」です。 「スポーツ・ジェネレーション」とは、60年、70年代のレトロなヴィンテージ風スポーツウエアを現代のテクノロジー素材で都会的なスタイルに再解釈したものです。 「スーパー・ストリート」はロックやヒップホップなどの音楽からインスパイアされた、ルージーなトップスにデニムを合わせるスタイル。 「ニュー・ビュー」は伝統や職人的な技術をベースに、アヴァンギャルドでコンテンポラリーな服です。 「ピッチ・ビンボ」とは、メディアに影響を受けたビッグブランドのスタイルの子ども版、70年代のグラフィカルなプリント柄、テイラード風デニム、80年代のシャイニーな素材感とボリュームある肩ラインが特徴になります。 ●新しい子どもラインを発表したブランドも フランスから参加した「アン・ヴァレリー・アッシュ」は、初めて子ども服ラインを発表しました。パターンに拘りのあるクチュールブランドとして知られる彼女の作品は、複雑なカッティングのブルゾンとスカートのアンサンブルや、タックの効いた着心地の良いジャージー素材のカットソーで、今後が注目されます。 世界のバイヤーを魅了した展示会で買い付けられた服は、今年の7月から日本の店頭にも並ぶことでしょう。 プロフィール
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