現在位置:asahi.com>教育>子育て>パリ発 モード・ダンファン> 記事 スペインのFIMI国際子ども服展2008年02月12日 ●スペイン・バレンシアのFIMI
春のような暖かい日が続いているフランスですが、連日、国民の話題はサルコジ大統領の再婚話です。ソシエテ・ジェネラル銀行の不正取引事件も論議が尽きません。 隣の国スペインのバレンシアでは、1月18日から20日まで「第66回FIMI国際子ども服展」が開かれました。 冬の風物詩である「枯葉」や「水」、「樹林」をテーマに、スペイン、ポルトガル、デンマーク、フランス、英国などから子ども服メーカー126社が参加し、最新のモードを発表しました。 ●人気のスペインブランド スペインは言わずと知れたファッションアパレルの国。なかでも、子ども服の市場は年々上昇し、昨年は総消費量が10億ユーロ(約1650億円)に達しました。 スペインで人気のトゥクトゥク(Tuc Tuc)は、「自然」をテーマに陽気でカラフルなコレクションを発表しました。 グリーンやカーキなど木々を思わせる色を中心に、ドットやストライプ柄の鮮やかなニットの重ね着、グローブ、マフラー、帽子までアクセサリー類も充実しています。森を探検して遊ぶ子どもたちを連想させる完成度の高いショーを展開しました。 AKRキッズ(AKR Kids)は、ロックン・ロールからインスパイアされたクールなコレクション。女の子はミニスカートやミニドレスにレギンスを合わせ、足下にはレッグウォーマー。男の子はファーのフード付きボンバージャケットにデニム、インナーにはツートーンのストライプを合わせ、カジュアルでスポーティーなスタイルを提案しています。 鮮やかなゴールドのブルゾンと、プロバンスの景色が鮮明に転写されたバルーンドレスが印象的だったのは若手ブランド、パン・コン・チョコラテ(Pan con Chocolate)。テーマはプロバンスの風景と50年代に想いを寄せたもの。ムートン、レザーから新素材までがミックスされ、独特のコーディネートが目を引きました。 ●子ども服もエコブーム 全体的にナチュラルでエコロジカルな雰囲気が漂った今回の展示会では、色も枯木や樹木から連想されるグリーン、海や川など水から来るブルー、花々のフューシア色が提案されました。生地は綿ネル、チェック、ウール、ツイード、コーディロイ、ビエラなどなど。 高品質の天然素材だけを使用したルルデス(Lourdes)は、子どものいたずら描きを思わせる、かわいい人形や花などを古典的な刺繍で施しました。チョコレートブラウンからスカイブルーへと上品に展開されるシンプルなカーディガンやパンツの上に、遊び心たっぷりの刺繍が光りました。 今年はバレンシアでF1ヨーロッパ・グランプリの開催が決定し、その喜びでファッションショーの舞台にもレーシングサーキットがセッティングされました。子どもモデルたちがヘルメットを被ったり、トロフィーを持って歩いたりと、楽しい演出でした。 次回のFIMI国際子ども服展は6月に開催される予定です。 プロフィール
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