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コラム「パリ発 モード・ダンファン」

ベーシックでシックな子ども服「ボントン」

2008年02月26日

●おしゃれな親に人気のブランド

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Rue Vieulle de TempleのBONTON店外観

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女の子のシックなコーディネート

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大人の心も捕らえる魅力的な雑貨

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毎回楽しませてくれる店内のディスプレー

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ディスプレーとともに提案される春夏の新作

 パリでは、世界中からファッションエディターやスタイリストが集まる「ファッションウイーク」が始まりました。パリ随一のおしゃれなブティックが集まるマレ地区も、この界隈で開かれる展示会やショーに訪れるファッション関係者でいっぱいです。

 そのマレ地区にあり、アーティスティックなウィンドーがひときわ目立つ、おしゃれなショップが「ボントン」です。オープンしてまだ1年ほどですが、このカルティエに住む高感度なパリジェンヌのママだけでなく、海外からやって来る人々の心もすっかり捕らえています。

 「ボントン」は、以前ご紹介したフランスの高級子ども服「ボンポワン」の創業者の息子夫妻トマスさんとイレーヌさんが2001年5月に始めたブランドです。

 「ボンポワン」よりベーシックでカジュアル、価格もやや抑え目ということもあり、あっという間に人気になりました。そのシックなスポーツウエア風のデザインは、すでに世界レベルで話題を呼んでいます。

 ブランドをはじめてから7年で、すでに映画監督のソフィア・コッポラ、女優のシャーロット・ゲーンスブール、ケイト・ウインスレット、デザイナーのステラ・マッカートニーといった著名人が顧客リストに名前を連ねています。

●BOBOに人気のマレ支店

 7区にある巨大な旗艦店が成功を納めたあと、昨年完成したばかりの3区にある支店は、人気のブティックが立ち並ぶRue Vieille du Templeにあります。

 ここでは「ボントン」の子ども服コレクションのほかに、靴や靴下、バッグなどのアクセサリー類が並んでいます。おもしろいのは、おもちゃや文房具、基礎化粧品にいたるまで、子ども用に厳選されたキュートな雑貨や小物も置いてあること。

 ここに来ると、子どもがいない人でも、童心にかえり、目を輝かせて宝探しをしたくなってしまう。そんな場所です。

 さらにこのブティックを魅力的にしているのが、毎月テーマによって変わる遊び心いっぱいのショーウィンドーと、2週間に1度は変えているという店内のディスプレー。こちらは「ボントン」専属のデコレーターであるヴァレリー・ボアテラさんが手がけています。

●この春人気の商品は?

 お店の方に聞いたところ、この春、女の子はコンビネゾン、男の子はチュニックが人気とか。同じ形でもきれいな色のバリエーションが揃うのも、この地区に住む流行に敏感なBOBO(ブルジョア・ボヘミアン)の両親が夢中になってしまう理由なのでしょう。

 2007年には7区に家具やインテリアを扱う支店「ボントン バザール」を新たにオープンし、インテリアにこだわりのあるパリジェンヌの間でも話題を呼んでいます。おしゃれなパリの子ども服事情を語るのに、もはや欠かせないブランドです。

プロフィール

須山佳子(すやま・けいこ)

パリ在住のファッション・コーディネーター。

日仏ブランドのプロデュース、コーディネーション、PR、ファッションショーの企画を行う。翻訳、通訳のほか、雑誌・新聞・Web等に執筆。

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