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コラム「パリ発 モード・ダンファン」

〈総集編〉パリの子ども服

2008年04月22日

 すっかり小春日和で青空が続く季節になりましたが、まだまだストーブとレザージャケットが手放せない気温です。今回で最終回を向かえるモードダンファン。最後は、パリの子ども服の総集編に参りましょう。

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ボンポワンの店内

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リトル・ポール&ジョーの2008春夏コレクション

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プチバトーの定番のボーダー

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セレクトショップ「Lillibulle」の雑多な店内

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セレクトショップ「notsobig」のおもちゃコーナーは夢がいっぱい

●〈フランスの子ども服ブランド〉

 感度の高いパリジェンヌ達は、既にご紹介した「ボンポワン」、「タルティーヌショコラ」、そして「ボントン」の3ブランドを好みます。得にボントンは先週のフィガロ紙でも特集が組まれ、今最も一注目のブランドです。特徴は大人用でも欲しい、と思わせてしまうエレガントな色使いとフォルムの洗練さです。

 スタイリッシュで可愛らしいパリジェンヌのブランドとして知られる「ポール&ジョー」の子ども服、「リトル・ポール&ジョー」もキュートなプリント柄と独特のカジュアルさが人気です。デザイナーのソフィー・アルボーさんがお子さん2人の名前をブランド名に付けたことからも、多くのパリジェンヌに愛されています。

 リュクスな子ども服と言えば、「べービー・ディオール」、「キャシャレル」、「リキエル・アンファン」でしょう。それぞれラグジュアリーブランドの子ども服版として、BCBGのママンが自分の服と一緒に買って行かれます。

 更に素材感に拘り、高い品質とボーダー柄が特徴の「プチバトー」は、老舗のジャージー・ブランドとして、一度身につけると大人になるまで忘れない肌触りの良さに定評があります。

●〈子ども服専門のセレクトショップ〉

 パリには、子ども服専門のセレクトショップがそれほど存在しません。大抵が大手デパート、ギャラリー・ラファイエット、プランタン、ボン・マルシェへ行けば間に合ってしまうのですが、中には個性的な服を求めて、エチエンヌ・マルセルの「Not Sobig」、バスチーユの「LilliBulle」へ行くおしゃれなママンもいます。新生児のお祝いや、特別なプレゼントを探しに行けば、きっと楽しい服が見つかるはずです。

 また最近ではインターネット通販www.littlefashiongallery.comが人気です。セレブに注目の「リトル・マークジェーコブス」や安心できる子ども用の家具「NUME」を通販するママンも増えています。

●〈フランスの子ども服展示会〉

 年に2回、パリとアントワープで開催されてきた「キッズファッション・モード・アンファンテーヌ」が今年からパリで行われなくなりました。代わりに昨年から台頭してきた展示会「プレイングタイム」が大盛況を見せています。元々パリコレクション時期の展示会、ワークショップやル・ショールームを主催してきたオルテンシア・ドゥ・ユイッテン女史が始めた「子どもの世界」を表現する子ども服総合展示会と言うことで、世界中から160ブランドが集結します。次回は6月21日〜23日まで開催され、多くのバイヤーの目を釘付けにすることでしょう。

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 さて、約1年にわたってフランスを中心にヨーロッパの子ども服事情についてお伝えしてきたモードダンファンを楽しんで頂けましたでしょうか。

 ご愛読、誠にありがとうございました。

 またいつの日か、皆様の前にお目にかかれますことを祈って。

 ア・ビアント!

プロフィール

須山佳子(すやま・けいこ)

パリ在住のファッション・コーディネーター。

日仏ブランドのプロデュース、コーディネーション、PR、ファッションショーの企画を行う。翻訳、通訳のほか、雑誌・新聞・Web等に執筆。

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