現在位置:asahi.com>教育>子育て>子ども服 東京コレクション> 記事 「ドラリオン」、親子で一緒に別世界2008年02月19日 ●わくわくする夢の世界
東京最後の公演となる「ドラリオン」が始まった。日常から離れ、夢の世界へ迷い込んだようなファンタジーの世界。想像を超える、めくるめく豊かなイメージの世界を、子どもたちに体験させたい。「ドラリオン」は、子供と一緒に楽しみながら、感動を受ける芸術作品になっている。 ストリート・パフォーマンスから始まったカナダ・ケベック州生まれのエンターテインメント集団シルク・ドゥ・ソレイユ。人間の持てるフィジカルなパワーを限界まで追求したスーパーパフォーマンスだ。「アレグリア」「サルティンバンコ」「キダム」など、芸術性の高い舞台を世界中で数々公演し、人気を博してきた。「ドラリオン」は、シルク・ドゥ・ソレイユの代表作で、北米とヨーロッパでは最大の観客数を記録したという。 ●エンターテインメントの集大成 タイトルの「ドラリオン」は、東を代表する龍(ドラゴン)と西を代表する獅子(ライオン)からつくられた言葉で、エンターテインメントのあらゆる要素が盛り込まれている。 1回の舞台で、いくつもの世界を堪能できる。同じ人間とは思えないほど、ハイレベルなアクロバティック・パフォーマンス。バレエやダンスのようなうっとりするような美しい動き。生演奏と響き渡る歌声で繰り広げられる音楽。クラシック、パーカッション、ロック、インド、アフリカ、ケルトなど、演目にあわせて多様なメロディとリズムが楽しめる。 パフォーマンス、演出、音楽などのすべてに西洋文化、東洋文化のそれぞれの要素が入っていて、まるで世界旅行をした気分を味わえる。 ●カラフルで鮮やか 新鮮な色彩感覚の衣装にも注目したい。個性的で独特なコスチュームは、美しくアーティスティック。コスチュームのパーツは、1000点もあるそうだから、想像力あふれる斬新なアイデアが随所に盛り込まれているのがわかる。 キーワードは「空」、「水」、「火」、「土」という四つの自然の力。この要素が、調和を求めて争ったり、離れたりしながら、少しずつお互いを理解して一つになるという物語だ。それぞれの要素は「青」、「緑」、「赤」、「黄土色」と、衣装の色などで表現されており、子どもにもわかりやすい。 ●驚くべき子どもたちのパフォーマンス 「ドラリオン」には、子どものアーティストも出演している。グリーンの衣装をまとった少女の演目は「シングル・ハンドバランシング」。床から伸びた長いステッキに、片手だけで倒立して、パフォーマンス。超越した身体の柔軟性に圧倒させられる。シンボル的に登場するのは、リトル・ブッダ。愛らしい動きから目が離せない。 東京最終公演は4月6日まで。ショーがくりひろげられるのは、“新ビッグトップ”。昔ながらのサーカスのテントを幻想的なイメージに仕上げた。 公演が始まる前から、臨場感を掻き立てられる。見終わった後は、人間の無限の可能性に深く感銘を受けて、幸福感に包まれる。舞台が良く見えるよう、子ども用のクッションが用意されているので、忘れずに問い合わせしたい。 「ドラリオン」のホームページはこちら(http://www.dralion.jp/) プロフィール
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