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ペットの保険の注意点は?

2008年6月1日

  • 筆者 荻原博子

 子どもの情操教育のために、ペットを飼ってあげようというご家庭が増えているようです。

 確かに、ペットがいると、家族の中に笑顔が増えます。けれど、動物は、病気になると公的な医療保険が効かないので、出費がかなり高くなるのが悩みの種。

 そこで注目されているのが、ペット保険。犬や猫などが病気などになったりケガをした時に、かかった費用を補填してくれるものです。上限なしでかかった費用が保障されるタイプから、かった医療費の何割かを保障するというタイプまで、いろいろな会社が保険を扱っています。

 ここで気をつけなくてはいけないのは、ペッがよくかかる外耳炎、皮膚病、膿傷、耳血腫などの病気が対象外になっていたり、入院5日間は対象外、通院は対象外などの条件が付いている保険が多いことです。

 特に対象外に付いては、人間と違ってペットの場合、長期入院するケースが意外に少ないというデータがあります。重病でも、家で面倒を見るご家庭が多く、通院で済ますからです。

 そうなると、対象外の日数が長い保険は、もらえるお金が少なくなってしまう可能性があるので、注意した方がいいかもしれません。

 保険料は、会社やペットの種類、年齢によってちがってきますが、たとえば、ペット保険大手のアニコム損保(旧・アニコムどうぶつ共済)の場合、生まれたばかりの柴犬だと、保険料が月々2370円。これで、病気になったりケガをした時には、診療費の半分が保険から出ます(1日1万円以内など条件あり)。

 これからペットを飼うという人は、販売店が「登録動物取り扱い業者」がどうかチェックしましょう。「動物の愛護及び管理に関する法律」が施行され、もぐりの販売業者を無くすために登録制になっているからです。

 また、ペットを飼う時の契約書で、購入後の病気のことは確認しておくこと。子犬などは、購入後に死亡するケースも多いので。

 最後に、ペットは、途中で捨ててはいけません。死ぬまで、飼い主の責任で飼い続けること!

荻原博子 プロフィール

荻原博子

荻原博子(おぎわら・ひろこ)

1954年長野県生まれ。経済ジャーナリストとして幅広く活躍。デフレを見越し、借金を減らし投資を控える「資産防衛」を一貫して提唱。現在、テレビ・雑誌・新聞などを通じて不況時の生活防衛策や、保険、金融、住宅問題など実戦的な提案を発信している。著書に「荻原博子の家計まるわかり読本」(学習研究社)、「生命保険は掛け捨てにしなさい!」(ダイヤモンド社)など多数。監修した「ボクたちの値段」(講談社)も好評発売中。

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