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2012年11月30日15時35分

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岐阜・瑞穂 朝日大生が防犯ボランティア

写真:歩道に落ちている紙くずや空き缶などを次々と拾い集める朝日大学の防犯ボランティア団体「めぐる」のメンバーら=23日、瑞穂市穂積拡大歩道に落ちている紙くずや空き缶などを次々と拾い集める朝日大学の防犯ボランティア団体「めぐる」のメンバーら=23日、瑞穂市穂積

 地域の安全のための防犯ボランティアに、岐阜県瑞穂市の朝日大学の大学生たちが取り組んでいる。学外の人たちと幅広くつき合うなかで責任感やコミュニケーションをとる力が養われ、就職にも有利に働いているようだ。

 今月23日午後5時。少し薄暗くなった朝日大正門前に大学生6人が集まった。おそろいの青いパーカを着て、約30分間、ゴミ拾いをしながら大学周辺を散歩して回った。

 3年の加田実由貴さん(21)は歩きながら、地図に丸印や「車の数が多い」などと書いた。「丸印はたくさんのゴミが捨てられていた場所。あとは気付いたことを書き込んでいます」。週2回の「散歩レンジャー」と名付けた活動で、別の地図にまとめて今後の活動に生かすという。

 6人は、2年前に発足した朝日大の防犯ボランティア団体「めぐる」のメンバー(約30人)。大野正博教授(刑事法)のゼミ生が9年前、県警に協力してもらい、空き巣などの被害が多い場所をまとめた「防犯マップ」を作ったことがきっかけで活動が始まった。10月には、警察庁主催の「防犯ボランティアフォーラム」に中部地区代表として参加した。

 ほかにも週1回、地域を巡回する「青色パトカー」に瑞穂市職員と一緒に乗り、市内の小学校の通学路の見回りをする。2年の鈴木清将(せいしょう)さん(20)は「見通しが悪いカーブを子どもたちが通っていて危ない、と気付く。なかなか話せない市職員と話ができるのもうれしい」。

 防犯ボランティアにかかわった卒業生は約50人で、ほぼ全員が就職できているという。就職先は、警察や市役所、メーカーなどさまざまだ。大野教授は「勉強だけじゃなく、地域の人や警察、市役所など学外の人とコミュニケーションがとれるようになる。途中で投げ出せないと責任感も出てくる。それが就職に有利に働いているのでは」と分析する。

 12月から就職活動に専念する予定の加田さん。目標の就職先は金融機関だ。「活動以外でも自分からゴミを拾うようになるなど、気付いたことを実践するようになった。積極性をアピールしたい」と話した。(竹下由佳)

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