自転車の正しい乗り方を身につけてもらおうと、兵庫県立有馬高校(三田市)が23日から学校独自の「自転車運転免許」制度を導入した。自動車学校の協力で交通ルールの学科・技能試験などを受けて、免許証をもらう仕組み。県教委によると、県内の県立高校でのこうした制度の導入は初めてという。
有馬高校によると、1、2年生575人のうち約半数が自転車通学をしている。自転車が絡む事故は2010年度が21件、今年度は昨年12月末までで16件発生し、中には入院した生徒もいた。「加害者にも被害者にもさせない」と、マナー順守を呼びかけたり、自転車の運転研修会を開いたりしているが、さらに安全意識を高めようと、免許制度を導入することにした。
学科(100点満点)と技能(90点満点)の試験の合計点で合否を判定。免許証の有効期間は在学期間中で、必ず持参して自転車に乗る。違反の点数制(持ち点10点)も設け、無灯火や携帯電話使用、傘差し運転などの違反を教師が見つけたら、累積点次第で保護者の呼び出しや1カ月間の自転車登校禁止(免停)などの処分をする。
こうした免許制度は2002年に東京都荒川区が自治体で取り組んで以来、愛知県や岐阜県の高校でも実施されており、それらを参考にした。
浅場正宏教頭は「安全への意識を高めてもらい、地域の子どもらに自転車の乗り方の手本になるようにして欲しい」と話している。(伊藤武)
宇宙にハマったテレビ東京のアナウンサー・大江麻理子が、きっかけをつくった宇宙飛行士・野口聡一さんに思う存分聞く対談集。twitterで話題の宇宙からの写真も多数収録。