西日本工業大学(苅田町新津)で25日、学生や一般の参加者が料理を持ち寄り、交換しながら一緒に食べる「お弁当の日in西工大おばせキャンパス」があった。参加者は弁当を「おかず」に食育について考えた。
西工大保健委員会(FHO)が企画。FHOは学生が弁当を持ち寄り、保健室で一緒に食べる取り組みを続けている。この日は学生のほか、公募で集まった主婦や教師など約25人が参加。テーブルには参加者が手作りした煮物や卵焼き、いなりずしなどが並んだ。
工学部2年の宮本翔太さん(19)は毎朝弁当を作るという。「朝早く起きるようになったので規則正しい生活になった」。FHOの顧問で教育カウンセラーの米光真由美さんによると、入学して一人暮らしを始める学生も多く、食事や洗濯、掃除など自己管理が出来なくなり、心の病になるケースも多いという。
米光さんは「弁当を一緒に食べることで会話が生まれ、悩みを打ち明ける学生も多い。弁当は『心の空腹感』をなくすことにもつながる」。参加した主婦鶴田和代さん(47)は「手の込んだ料理が多く意外だった。子どもが弁当を楽しみにしているので勉強になった」と話した。(二宮俊彦)