【柴田菜々子】就職活動を控える大学生らに労働法について知ってもらおうと、福岡労働局が今月、出前講義を始めた。6月に政府が決めた若者の雇用環境の改善をめざす「若者雇用戦略」の一環。就職後に役立ててもらうほか、若者の高い離職率の一因ともされる過酷な労働を強いる「ブラック企業」を見分ける手立てにしようというねらいもある。
第1回は15日、筑紫女学園大学(太宰府市)で就活講座の一環として開かれた。タイトルは「知って役立つ労働法」。酒光(さかみつ)一章・労働局長が講師となり、職場でのトラブルとその対処法を紹介しながら進めた。
「ちょっと変かな、という感覚を身につけてほしい」と、集まった3年生ら約150人を前に酒光局長が言った。たとえば、募集時と実際の労働条件が違うというケース。「あいまいなまま使用者と契約を結んでしまうことはよくある」そうだ。