東日本大震災の被災地を支援しようと、北九州市小倉北区清水2丁目の清水小学校の児童たちが1日、バザーを開いた。児童たちが集めた文房具や衣類など千点を超える商品を、来場者が買い求めた。売り上げは、昨年から手紙を通じて交流してきた宮城県石巻市立湊第二小学校に送る。
清水小学校では、今年2月に児童有志でつくる「東日本プロジェクト」のチームを立ち上げた。当時5年生だった25人が立候補した。菊池野乃さん(11)は「同じ日本で大変な目に遭っている人がいる」と参加した。3月には、湊第二小学校へ手紙や義援金を送った。
4月には、湊第二小学校の児童から返事が届いた。「仮校舎ですが、みんな元気で頑張っています」。在校していた児童3人が亡くなり、学校は今年度で統合されることになった。坂野野々花さん(11)は「自分が思っていた以上に被害がひどかった」と感じたという。
プロジェクトのメンバーたちは、被災地を支援するためのバザーの開催を決めた。昼休みの時間を使って、商品を集めるためのポスターを作り、校内放送で使っていないものを持ち寄るよう呼びかけた。数多くの商品の値段を書き、値札を一つ一つ貼っていった。
バザー会場には、衣類や本、鉛筆やノートなどの文房具、おもちゃなどが並んだ。保護者や近隣の住民たちが駆けつけ、買い求めていった。会場には募金箱や被災した児童へのメッセージカードを書くコーナーが設けられた。メンバーの浦田綺良々さん(12)と茅嶋ひよりさん(12)は「小さいことを重ねて、バザーを開くことができた。続けてきてよかった」と笑顔を見せた。(阿部朋美)