慶大、留学院生に最高900万円 「成績抜群」で奨学金2008年04月22日 慶応大が今年度から、成績抜群の大学院修士課程の留学生に2年間で最高900万円弱を支援する新奨学制度を始める。国内の大学では最高レベルの額で、「優秀な留学生を博士課程の前の修士段階から獲得してリーダーに育て、世界での慶大の存在感を高めたい」としている。 友好関係にある世界43カ国・地域の219大学や英文ホームページなどで募集。経済的な状況は考慮せず、成績と人物のみを評価して毎年5人前後を選ぶ。選考は米国の名門大と同時期に実施し、合格通知とともに伝えることで慶大への入学を促す。 奨学生は入学金・授業料などの学費を全額免除するとともに月額20万円の奨学金を支給。総支援額は研究科によって異なるが、627万〜896万円になる。資金は創立150年記念基金から10億円をさき、その運用益をあてる。 世界の有力大学の間では優秀な「頭脳」獲得競争が本格化していて、巨額の基金をもとに学費はもちろん、生活費まで支援しているところも少なくない。 慶応大の坂本達哉・常任理事は「世界レベルの条件を示すことで、世界トップレベルの留学生を確保したい」と話している。(杉本潔)
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