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全国学力調査、始まる 全国で232万人が受験へ

2008年04月22日

 小学6年と中学3年を対象とした文部科学省の全国学力調査が22日朝、全国で始まった。原則全員を対象とした調査として43年ぶりだった昨年に続く実施で、約3万2500校の学校で約232万人が受ける。結果は早ければ9月に公表される。

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緊張した様子で問題に取り組む児童たち=22日午前9時33分、福岡市中央区の南当仁小学校、恒成利幸撮影

 文科省が17日現在でまとめた集計で、参加するのは全国の小学校の約99.5%と、中学校の約97.1%。国立校全校と愛知県犬山市立の14校を除く公立校全校が受けるが、私立の参加は約53.5%にとどまった。

 調査は昨年と同様、小6が国語と算数、中3が国語と数学の各2教科。主に知識を問う「A問題」と、その活用をみる「B問題」の2種の問題を解くほか、児童生徒の生活習慣や、学校の取り組みについて聞く質問紙調査もある。

 「学力低下」が問題になるなか、文科省は昨年、1964年以来43年ぶりの特定学年の全員を対象とする学力調査を実施した。しかし、結果公表まで半年かかったうえ、教育委員会や学校現場で結果が必ずしも十分に活用できていない。私立の参加率も昨年より下がり、調査の意義を疑問視する声も出ている。

 文科省は「今年は2学期からの指導に間に合うように、結果公表を早めたい」としている。渡海文科相は22日の会見で「改良すべきことはだんだんとクリアになっている。継続的に調査を実施して成果を上げ、検証改善サイクルを続けるべきだと考えている」と述べ、今後も調査を継続する方針を示した。

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