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教え子に脅迫メール、元高校長に有罪判決 地裁熊谷支部

2008年7月15日

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 元教え子の女性(23)に脅しのメールを送りつけたなどとして脅迫罪に問われた埼玉県川口市の市立川口高校元校長、市川和夫被告(56)の判決公判が15日、さいたま地裁熊谷支部であった。永田誠一裁判官は「自己中心的な犯行で、教育に対する社会の信頼を大きく損なった責任は重い」と述べ、市川被告に懲役1年6カ月執行猶予4年(求刑懲役1年6カ月)を言い渡した。

 判決で、永田裁判官は「教育者であり、妻子がある立場で教え子と関係を続けたことは許されることではない」と指摘。その一方で「埼玉県の高校入試改革に尽力し、すでに懲戒免職処分を受けた」と猶予の理由を述べた。

 市川被告は、初公判で起訴事実を認めた上で、法廷で謝罪の言葉を述べたが、動機が復縁を迫る目的だったことは否定。面会を拒否した女性に「約束の大切さを教えたかった」と主張した。弁護側は「すでに社会的制裁を受けた」などとして執行猶予付きの判決を求めていた。

 判決によると、市川被告は、女性に「別の交際相手ができた」と面会を拒まれて激高。07年11〜12月、校長室から「あなたのためなら人を殺すことだって平気」といった内容の電子メールを複数回、送ったり、女性に「交際相手に過去の交際歴を暴露する」と書いた手紙を出したりするなどした。

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