新潟県教委が教員採用試験の合否結果を県内の複数の市町村長や県議に、求めに応じて事前連絡していたことが16日、明らかになった。県教委は「長年慣習的に連絡していたが、口利きはしていない」としている。
県教委によると、受験生全員に合否通知を郵送後、その日の午後5時以降、照会があった県議や市町村長に電話で合否を連絡していた。一般の受験生に通知が届くのは翌日だという。
照会は毎年、自民党や民主党などの県議数十人のほか、県内の市町村長ら十数人に上る。県教委は、教育長や各課長らに寄せられた照会を集め、義務教育課と高等学校教育課で手分けして連絡していたという。
武藤克己・県教育長は「公平性に欠けると言えばそうかもしれない。今年の採用試験からやめる方針で検討する」と話している。