立ち入り禁止場所の横を通って終業式に向かう大野小の児童ら=25日朝、岩手県洋野町、戸村登撮影
岩手県中部地震で校舎の窓ガラスが割れるなどの被害があった同県洋野(ひろの)町立大野小(菊池誠校長)で25日、終業式があった。
地震当日はショックで親から離れられず、欠席した児童もいたが、この日は全児童184人が登校した。1年担任の横田淳教諭は1時間目の教室で「みんなの『元気です』っていう声が聞けて、とてもうれしかったです」。
校内は、蛍光灯が落ちた多目的室や天井にひびが入った食堂は、今も立ち入り禁止のまま。まだ家が片づかない児童も少なくない。
横田教諭が「夏休みにはみんなも、地震でちらかったおうちの片づけをどんどん手伝って下さい。どんな小さなことでもいいんだよ」と話しかけると、子どもたちは一斉に、「はい!」と元気な返事を響かせた。