2009年11月20日
一関高専(一関市)と山形大工学部(山形県米沢市)は17日、教育研究交流をはかる「連携協定」を結んだ。共同研究や大学院の講義の開放によって両者の垣根を低くし、大学院に進学する優秀な高専生を育てる狙いだ。
一関高専の丹野浩一校長と山形大の大場好弘工学部長が同日、協定書を交わした。
高専卒業後に約3割が進学する高専専攻科2年(大学4年に相当)の学生に、インターネットを通じた遠隔授業などで大学院講義の履修を認めるほか、教員の研修や共同研究の面でも協力を深めていくという。
山形大では07年9月に元文科事務次官の結城章夫氏が学長に就任。学部の教育研究能力の向上の一環として、工学部は高専との交流を進め、協定を結ぶのは一関が5件目になる。大場学部長は「東北の高専とは付き合いを深めたい」と、今後も高専からの人材獲得と技術交流に力を注ぐ方針だ。
一方、一関高専にとっても協定は3件目。丹野校長は「世界との競争を見据えると、学校の枠を超えて連携を深めなければならない」と話した。
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