来年、鹿沼市に新しい大学が開校する!――といっても、4年制の正規の大学ではない。「カヌマ大学」は、サブカルチャーや地元ネタをテーマにした体験型のユニークな授業を楽しむ手作りの市民講座だ。お隣、群馬県の「ジョウモウ大学」を手本に開学準備が始まっている。
準備の中心になっているのは、藤田義昭さん(42)たち二十数人のチーム。10代後半から40代前半の市民だ。藤田さんは鹿沼市市民活動支援課の職員だが「市の指示ではなく、あくまで市民のひとりとして準備に携わっている」という。
「ジョウモウ大学」は、2年間の準備を経て昨年7月に開学した。準備と運営の中心は、保険代理業で僧侶の資格も持つ高崎市の橋爪光年さん(43)。「学びの先に、集まった人たちがつながるコミュニティーをつくりたい」と考えた橋爪さんは、知り合いは頼らず、ネット上で群馬のことを発信しているなど、初対面の人たちを一人ずつ訪ね歩いて賛同者を集め準備を進めた。