山形労働局は、来年3月卒業予定で県内に就職を希望している高校3年生の10月末現在の内定率は64.5%で、前年同期比5.2ポイント増だったと発表した。県外分を含めた内定率は68.3%で同4.4ポイント増。東日本大震災の復興需要で建設業などの求人が伸びたことが大きいとしている。
県内への就職希望者2238人のうち1443人が内定を得た。県内の新規高卒者の求人は2933人で、同36.5%増と大きく好転。求人倍率は同0.28ポイント増の1.31倍だった。業種別の求人は、建設業が511人で同75.6%増。風評被害で売り上げが落ちた宿泊業・飲食サービス業も、旅行客などの回復に伴い同79.3%増の251人に上った。
一方、まだ就職が決まっていない約800人について、同局は「求人が増えた業種を希望しておらず、職種のミスマッチが起きているおそれもある」とみており、希望に沿った業界に就職できるよう個別相談を進めるとしている。
■大学生ら対象に企業説明会企画
今冬から就職活動を始める大学生や短大生らを対象にした企業説明会が12月20日午後1時から、山形市の山形国際交流プラザ(山形ビッグウイング)で開かれる。大学生の就活開始時期が今年から12月にずれ込んだこともあり、効率よく多くの職種に触れられる機会を提供しようと、山形労働局が初めて企画した。
県内に本社や事業所がある103社がブースを出展する。事前申し込みは不要だが、連絡先などを書いた参加カードを持参し、企業に提出する必要がある。
労働局の担当者は「就活では都会の大企業に目が向きがちだが、地元にも優良企業は多い。早めに県内の企業を知ってほしい」と話している。問い合わせは県内各地のハローワークか労働局職業安定課(023・626・6109)へ。