愛知万博(愛・地球博)の会場につながる主要ルート、愛知高速交通の「リニモ」(東部丘陵線)が6日開業した=写真、岩下毅撮影。
磁気浮上式リニアモーターカーとしては国内初の営業路線で、鉄道ファンらが徹夜で並んだ。同社によると、午後5時現在の乗客は約3万3000人。遅れなどはなく、順調なスタートとなった。
リニモは3両編成で名古屋市と愛知県豊田市の約9キロを17分で結ぶ。
軌道と車体の間に6ミリの空間があり、最高時速は100キロ。集中制御で無人運転できるが、万博期間中は全区間、万博後も地下区間は運転資格のある乗務員が乗り込む。総事業費は約1000億円。02年に着工した。
名古屋市名東区の藤が丘駅では5日夜から1番切符を求めるファンが寝袋持参で並び、始発が出る午前5時50分ごろには約50人になった。
最初に同駅に着くリニモに乗った同県長久手町の男性会社員(38)は「静かで思ったより速い。今はバスを使っているが、時間計算ができるリニモに乗り換えたい」と話した。
(朝日新聞東京本社発行 3月7日付朝刊)