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(ニュースがわからん!)BRICsの経済成長が続いているな 多い人口が強み

2007年02月26日

 ホー先生 「BRICs」の経済成長が続いているという記事を見たけど、ブラジル、ロシア、インド、中国の4カ国のことだな。

 A そう、4カ国の英語の頭文字を取った造語で、「ブリックス」と読む。高い経済成長を見込める国の代表格だ。大手証券のゴールドマン・サックス(GS)が03年のリポート「BRICsと夢を見る〜2050年への道」で初めて使った。

 ホ 日本は国内総生産(GDP)で現在、世界2位だ。日本は最近、低成長だし、いつかは追いつかれるのか?

 A 世界のGDPをみると、05年は上位10カ国に中国(4位)とブラジル(10位)が入った。

 GSのリポートは4カ国の経済規模が39年に先進各国(米日独英仏伊)の合計を抜くと予測している。最新の予測では、日本は経済規模で10年代前半に中国に抜かれ、30年前後にインドにも抜かれる。中国は30年代前半には米国も抜き、50年時点では米国の約1.6倍になるという。

 ホ 世界経済の中でもBRICsの比重が大きくなっているな。

 A 4カ国合計で世界のGDPの約10%(約4.6兆ドル)だ。ここ数年、世界経済は年平均5%近い成長をしているが、その半分ほどは4カ国が寄与しているんだ。

 ホ 何が強みなのか?

 A 人口が4カ国だけで世界の約43%(約27億人)を占め、潜在力があるとみられている。中国の改革開放路線など、経済政策の成果も出ている。先進国からの投資も活発だ。GSのリポートが示した成長率は「決して高いハードルではない」(丸紅経済研究所)と言う専門家も多い。

 ホ 弱点はないのか?

 A 1人あたりのGDP(05年)でみると、米国は世界平均の6倍、日本は5倍だが、中国は約4分の1、インドは約10分の1にとどまる。将来、4カ国が先進国を追い抜くといっても、1人当たりの所得は当面下回り続ける。

 中国では沿岸と内陸の経済格差が広がり、政治の不安定要因になるのではという指摘も出ている。エリート教育が注目されるインドでも平均的な教育水準はかなり低いとされ、平均的底上げが課題だ。(長屋護)

◆市場シェア

 【ビール消費量(04年)】

 中国   19.0%

 インド   0.5

 ブラジル  5.6

 ロシア   5.6

 日本    4.4

 米国   15.9

 その他  49.0

【携帯電話契約数(05年)】

 中国   18.1%

 インド   3.5

 ブラジル  4.0

 ロシア   5.5

 日本    4.4

 米国    9.3

 その他  55.2

 (丸紅経済研究所まとめ)

(2007年2月8日付け朝刊 3社会)

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