1.学習のポイント
「走る」「曲がる」「止まる」、これは車の基本性能です。いまや私たちの生活にとって、なくてはならないものになっている自動車。その自動車の基本性能の進化の競い合いがモーターショーといえると思います。「こんな車があったら」という夢を、それぞれ自動車メーカーの技術者たちが取り組んだ成果が一堂に会している場には、どのような車が展示されているのでしょうか。社説では、現代の車社会の問題点も指摘されています。
車社会の現実と夢とを、考えてみましょう。
東京モーターショーの公式ホームページ
http://www.tokyo-motorshow.com/
2.ワークシートのポイント
(1)自動車の動力を調べよう。
みなさんは、自動車の動力について調べたことはありますか。最近は、電気自動車も登場しているので、エンジンだけとは限りませんが、とりあえずほとんどの自動車はエンジンを積んで走っています。モーターショーで、それぞれの自動車メーカーの技術者が力を入れて提案してくるのが、そのエンジンです。それは、速く「走る」ためのポイントがエンジンにあるからです。
エンジンは、いったいどんなしくみになっているのか調べてみましょう。
参考になるホームページ:
Keveney.comはエンジン好きのMatt Keveneyさんが作ったホームページです。英語なのでちょっと解説を読むのはむずかしいけれど、アニメでエンジンを説明しているので、参考になります。
一般的なエンジンは「Four Stroke (Otto)」を、ロータリーエンジンは「Wankel」をクリックしてください。
http://www.keveney.com/Engines.html
(2)環境問題への取り組みを調べよう。
社説にもあるように、環境問題への取り組みは新しい自動車の開発に、必要不可欠な問題です。動力については、社説でも「ハイブリッド」「燃料電池」「電気自動車」といった「エコカー」について書かれています。それらは、いったいどんなものなのか、また、その他でも燃費を向上させるためにさまざまな工夫が提案されています。くわしく調べてみましょう。
国内の各自動車会社へのリンク集(日本自動車工業会)
http://release.jama.or.jp/sys/link/list_link.pl?cate_id=10
(3)安全対策について調べてみよう。
自動車が登場したことで、交通事故が深刻化してしまいました。交通事故のない社会を作り上げていくことが、車社会の発展には不可欠な問題です。交通事故をなくすために、自動車の側からはどんな工夫が開発されているのでしょうか。「曲がる」「止まる」といったことに対する技術開発が、キーワードになります。それぞれのメーカーの取り組みを調べてみましょう。
(4)乗り心地への工夫について調べてみよう。
運転のしやすさ、乗り心地といったことも、自動車を開発していく上での、大きなポイントです。どんな工夫がおこなわれているのでしょうか。ある意味で、この部分も「夢」の実現に向けた取り組みといえます。
3.発展学習として
まず、自動車はどのような歴史を、たどってきたのでしょうか。自動車の歴史を調べてみましょう。
続いて、環境問題については、必要がなくなった自動車についても、ただ大きなゴミにしてしまうのではなく、できる限りリサイクルすることで、資源問題に対応しようとしています。どのような取り組みがおこなわれているのか調べてみましょう。
さらに、クラスなどで「こんな車があったら」というテーマで、自分たちで未来の車について考えてみるのも、楽しい活動になると思います。
(長野市立櫻ヶ岡中学校・小山 茂喜)