1.学習のポイント
今年の冬の寒さは、とても厳しいですね。雪国では、この寒さと豪雪とで、本当に毎日が自然との戦いになってしまいました。
そんな中、諏訪湖では自然の怪現象?ともいえる「御神渡り」が出現し、今年の運勢が占われました。
みなさんの中にも、初詣などでおみくじを引いた人もいると思いますが、古来日本人は、身近な自然現象から、さまざまな吉凶を占っていました。この時期、五穀豊穣や商売繁盛を願う伝統行事も多いと思います。そういった行事は、新聞記事にもよく取り上げられるので、気をつけて読んでみましょう。
また、そういった行事は、地域の特色がよく表されているので、asahi.comのマイタウン(地域情報)のページにアクセスして、全国各地の伝統的な行事を調べてみると、地域性がわかってきておもしろいと思います。
*「御神渡り」については、1月10日付朝刊の「青鉛筆」にも、別の視点から掲載されているので、読んでみましょう。
2.ワークシートのポイント
(1)御神渡りについて調べてみよう。
長野県以外の人にとっては、御神渡りといわれても、「それ何のこと?」とわからない人も多いと思います。いったい、御神渡りとは何なのか、どんな現象なのか調べてみましょう。
参考になるホームページ
http://www.city.suwa.nagano.jp/scm/dat/special/omiwatari/ (諏訪市博物館)
下のホームページはデータが少し古いのですが、しくみがわかりやすくまとめられています。
http://www.nhk.or.jp/nagano/eve/hatena/030120.html (NHK長野放送局)
(2)御神渡りをもう少しくわしく調べてみよう。
紙面にも「2年ぶりに出現」とありますが、自然現象ですから毎年見られるとは限りません。統計的にどうなのか調べて、それぞれの年の気象状況と比較してみましょう。特に見られなかった年のことや、逆に氷が厚かった年のようすについてくわしく調べてみるとおもしろいと思います。
参考になるホームページ
http://www.pref.nagano.jp/xdoboku/suwaken/suwakobooklet-files/chapter9.pdf
(PDF 836KB)(長野県諏訪建設事務所)
(3)諏訪湖の伝説について調べてみよう。
御神渡りに限らず、諏訪湖にまつわる伝説はたくさんあります。どんな伝説があるのか調べてみましょう。もしかすると、それって諏訪湖の話だったんだと、再発見するものもあるかもしれません。
参考になるホームページ
http://www.suwaseiryo.jp/seiryohs/tosyo/tosyo45/ts45.html (諏訪清陵高等学校図書委員会)
(4)身近な伝統的な行事を調べて、まとめてみよう。
きっと、みなさんの住む地域にも、昔から伝わっている伝統的行事があると思います。特に、五穀豊穣を願う農業に関係した行事は、この時期結構あるものです。どんなものがあるか、地域調査をしてみましょう。地域の人に聞き取り調査をしたり、郷土史の本を調べてみると、「こんなことやっていたんだ」と驚くこともあると思います。
都市化が進む中で、貴重な地域の文化が忘れられそうになっていることも多いので、地域再発見にチャレンジしてみましょう。
3.発展学習として
御神渡りは、伝説では諏訪大社の神様が関わる行事でもあります。諏訪湖をはさんで、文化の異なる上社と下社の二社から構成され、1万を超える分社数を持つ諏訪大社とは、どんな神社なのでしょうか。
また、7年目毎に行われる奇祭とされる御柱祭についても調べてみましょう。
参考になるホームページ
http://www.onbashira.jp/index.htm (諏訪地方観光連盟)
(長野市立櫻ヶ岡中学校・小山 茂喜)