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(わが家のミカタ歳末スペシャル)今年もシメます:前編 しめ飾り、ルーツに謎

2007年12月24日

1.学習のポイント

 今年も残すところわずかになり、新年に向けての準備も各家庭で進んでいることと思います。みなさんの家庭での新年への準備には、どのようなものがあるでしょうか。新年を迎えるにあたっての準備の内容は、それぞれの地域の伝統が反映されていると思いますが、紙面のような「しめ飾り」を、飾るでしょうか。最近では、伝統的な習わしも形式的になってしまい、「なぜこれを飾るのか」「なぜこんなことをするのか」という意味を知らずにおこなってしまっていることも多いと思います。この記事をきっかけにして、お正月の習わしについて、地域性も含めて調べてみましょう。

2.学習シートの活用法

(1)しめ飾りの形を調べてみよう。

 自分が住む地域のしめ飾りは、「どんな形のものが多いか」「どのような材料が使われているか」を、お正月に地域探検をして、調べてみましょう。

 また、最近はしめ飾りもお店で買ってきて飾ることも多くなりましたが、手作りなのか、お店で買ってきたものなのかも調べられたら、チャレンジしてみましょう。

 この時期、インターネットでしめ飾りを検索してみると、時の話題なので地方新聞のしめ飾りにかかわる記事が、かなりヒットします。いろいろな地方のしめ飾りについても、調べてみましょう。

(2)しめ飾りの意味を調べてみよう。

 紙面にも、家内安全や五穀豊穣といった説明がありましたが、もう少しくわしくしめ飾りを飾る意味を調べてみましょう。

 また、五穀豊穣の五穀とは何なのかについても、調べてみましょう。

(3)古事記や土佐日記を読んでみよう。

 しめ飾りの語源として、記事には古事記や土佐日記の記述が載っていました。みなさんは、古事記や土佐日記を読んだことがありますか? 以前、学校図書館の司書の先生から、「最近の子どもたちは新刊本やまんがによる解説本は読んでくれるけれど、古典はなかなか読んでくれない」という内容のお話をお聞きしたことがあります。

 きっとみなさんの学校の図書館でも、これら古典の本はなかなか借りられずに、書架に置かれているのではないでしょうか。これを機会に、古事記や土佐日記にチャレンジしてみましょう。

(4)しめ飾り作りに挑戦してみよう。

 最近では、総合的な学習などで、学校でもしめ飾りを作る活動がかなりの学校で展開されています。 材料を集めるのが大変な地域もありますが、地域の伝統文化を学ぶという視点で、しめ飾り作りにチャレンジしてみましょう。カルチャーセンターや博物館等でも、作り方教室を開催しているところが結構あります。これを機会に、学校以外の教育機関でどんなことが学べるか調べてみるのも、新たな挑戦へつながるきっかけになると思います。

3.発展学習として

 しめ飾りをはじめ、お正月を祝う飾りにはいろいろなものがあります。また、それら飾りには、それぞれ「いわれ」があり、地域の文化が反映されています。自分が住む地域の伝統文化を見直すという視点で、お正月の飾り物やお祭りについて調べてみましょう。

(信州大学准教授・小山 茂喜)

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