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(時時刻刻)再生紙、まさかの不信 リサイクル優等生・製紙各社が古紙配合率を偽装2008年02月04日 1.再生紙はリサイクルの優等生!? 洋菓子の偽装が発覚してからちょうど1年になりますが、偽りの連鎖は年が改まってもとどまる気配がありません。今度は再生紙の古紙配合率の偽装です。子どもたちや各地の自治会が取り組んできた古紙回収に水を差すことになってしまいました。環境教育の視点からリサイクルのお手本とされてきた再生紙だけに、今回明らかになった「エコ偽装」はとても弊害が大きなものと考えます。そこで、教育の場でも避けて通れる問題ではなく、正面から学習材として取り上げてみることにしました。
2.学習のポイント (1)再生紙を使用したものを調べてみましょう。 「再生紙使用マーク」「グリーンマーク」「エコマーク」などがありますが、みなさんが使用しているノートや教科書には、どのような表示がされているのか確認してみましょう。本校のコピー用紙は「R100」と書かれたものが使用されていますが、表示に偽りがあるかもしれませんので、さっそく調べてみることにします。
再生紙使用マーク(3R活動推進フォーラム) http://3r-forum.jp/enterprise/recycle-paper/ グリーンマーク(財団法人・古紙再生促進センター) エコマーク事務局(日本環境協会) http://www.ecomark.jp/ecomark.html
(2)古紙配合率が偽装された背景について 【「より白く」 競争背景】と中見出しがついている部分を読んでみましょう。監督官庁である経済産業省の解説、業界幹部の言い訳、大学教授のコメントなどが丁寧に取材されています。偽装の背景がどこにあるのかまとめてみましょう。
《関連記事》 【古紙高騰 偽装断てず 中国需要増で争奪戦】2008/1/20付け朝日新聞朝刊7ページ
(3)再生紙と環境の関係について 【稼げる「エコ」 背伸びの一因】と中見出しがついている部分を読んでみましょう。シンクタンクの研究員のコメントは、このこれまでの偽装事件との違いを分析してくれています。古紙配合率の基準を定めるグリーン購入法についても調べてみましょう。
グリーン購入法(グリーン購入法.net) http://www.env.go.jp/policy/hozen/green/g-law/
《関連記事》 【古紙再生の傷深く 偽装問題で信頼失墜】2008/1/25付け 朝日新聞朝刊3ページ
(4)環境に配慮した行動を表す「3R」について 環境に配慮した行動のしかたとして、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の「3R」がよく知られています。さらに、Refuse(リフューズ)を加えて4Rとする考え方もあります。どのような意味なのか調べて実践しましょう。このほかにも「Re」のつく環境キーワードがあったら調べてみましょう。
3R活動推進フォーラム http://3r-forum.jp/
3.発展学習として この日の33ページ(社会面)には、「紙飛行機マッハ7平気」との見出しで「宇宙ステーションから地球に飛ばす紙飛行機の検証試験」の成功が伝えられています。2面は不祥事、こちらは夢のある紙飛行機とは、何と皮肉なことでしょう。 偽装の学習の後は、気分を一新して紙飛行機を折って空高く飛ばしてみましょう。滞空時間の長さやスピード、デザインや大きさなどを工夫してみてはどうでしょう。ここでは、使用できる紙は新聞紙としておきましょう。使用後は、もちろんリサイクルです。
(藤沢市立大庭中学校・有馬 進一)
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