「カタ」記事
   

画面のみんなと病院で授業
TV会議・パソコン通信利用 文部省探る

 病気で学校へ行けない児童生徒のために、文部省は、テレビ会議システムやパソコン通信で病院と学級を結び、同じ授業が受けられるようにする研究を始めた。

 テレビ会議システムの研究は、四道府県教委に委託。計画では、札幌、仙台、埼玉県越谷、大阪の四市立病院の中に設置された院内学級と、それぞれの生徒らが所属する小中学校の学級とを光ファイバーケーブルで接続。双方向の合同授業を可能にする。
 院内学級の一クラスは八人を上限に構成される。学年もバラバラ。担任は一人で全教科を担当するため、指導上の限界がつきまとうという。テレビ会議システムなら、通常の学校と同じ水準の授業が提供できる。

 パソコン通信の委託先は岩手、富山、熊本の三県教委と京都市教委。実施学校 は、それぞれ病院に隣接した病気療養児向けの養護学校。
 病気療養児は、病状悪化に伴って、医師からベッドでの安静を命じられる時がある。そうした時にベッド上から養護学校のホストコンピューターにパソコン通信でアクセス。あらかじめ作製されている教材の問題を解く。担任はその記録を見て、補充指導をする。
 文部省によると、昨年五月時点で院内学級で学ぶ小中高校生は千八百九人、養護学校の病気療養児は四千四百三十六人。

?おもな発問!
●文部省は、どのような研究を始めたのでしょうか。
●テレビ会議システムの研究は、どこで、どのような方法で行うのでしょうか。
●パソコン通信の研究は、どこで、どのような方法で行うのでしょうか。

応用授業例
●テレビ会議システムとパソコン通信の仕組みを調べてみましょう。
●病気で学校へ行けない児童生徒は、どのくらいいて、どこで学習しているのでしょうか。
ファミリーフォーカス
○病気で学校に行けない子供たちにとって、この研究のどんなところがうれしいのでしょうか。
○病気で学校に行けない子供たちのために、何か家族でできることはないでしょうか。


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