歌壇・俳壇を読んでみよう


「朝日歌壇」は、明治43年(1910年)、石川啄木を選者として始まった。投稿俳句欄は明治32年(1899年)に誕生し、大正時代に大阪では松瀬青々、東京では高浜虚子が選者となり、「朝日俳壇」の名で掲載されるようになった。両欄とも1970年(昭和45年)から、代表的歌人・俳人4人がそれぞれの視点で投稿から秀作を選び、解釈や評価を加える構成となっている。☆印がついているのは複数の選者が選んだ作。短歌・俳句そのものの味わいを楽しむほかに、選者の選び方や評が、読者自身の解釈や創作の助けとなろう。紙面中央には、短歌と俳句に関するエッセイ、新刊図書紹介、こぼれ話の小コラムが掲載される。

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朝日歌壇
●佐々木幸綱選、近藤芳美選   ●馬場あき子選、島田修二

朝日俳壇
●川崎展宏選、稲畑汀子選    ●金子兜太選、飴山實選

?おもな発問!
●好きな短歌と俳句を一つずつ選びましょう。それぞれどういうところに引かれましたか。
●選者は、それぞれの俳句のどんなところに目をつけているのでしょうか。
●選者は、それぞれの短歌のどんなところに目をつけているのでしょうか。

応用授業例
★短歌・俳句の中で一つ選んで、イメージするイラストを書いてみましょう。
★俳句について、それぞれの季語・季節を調べてみましょう。
★8人の選者の考えを、選ばれた短歌や俳句、『評』を読んで話し合ってみましょう。

ファミリーフォーカス
○ここに登場した俳句や短歌について、感想を話し合ってみましょう。
○家族のことを詠んだ短歌・俳句をつくって、プレゼントし合いましょう。
○「俳句の会」や「歌の会」をやってみましょう。

朝日歌壇の選者
石川啄木以降、東京では窪田空穂、島木赤彦らが、大阪では佐佐木信綱らが選者を引継ぎ、斎藤茂吉も選者となっていた。現在は、歌壇の重鎮・近藤芳美をはじめ、女流第一人者馬場あき子、佐佐木信綱の孫にあたる佐佐木幸綱、前衛的作風で知られる島田修二の各氏が選にあたっている。

朝日俳壇の選者
高浜虚子以降、中村草田男や星野立子、石田波郷、山口誓子らが選者を引継ぎ、現在では、虚子の孫にあたる稲畑汀子、虚子研究の第一人者・川崎展宏、前衛俳句の旗手とも呼ばれた金子兜太、農芸化学者としても知られる飴山實の各氏が選にあたっている。


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