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台風はどこまで行くの?大阪府・米谷祐典さん(小5)からの質問 2007年09月19日 1.記録に残る台風といえば、『伊勢湾台風物語』という映画にもなった伊勢湾台風ではないでしょうか。伊勢湾台風は、1959(昭和34)年9月26日に紀伊半島に上陸、東海地方を中心に大きな被害を及ぼしました。この大被害により、日本の防災対策が見直されることになります。 今回は「台風」をキーワードにDO科学しましょう。
2.ワークシートのポイント (1)台風の番号と名前について調べてみよう。 日本では古くは台風のことを、野分と呼ばれていました。源氏物語の巻名にもなっていますし、枕草子にも出てきます。 明治時代頃からは颶風(ぐふう)と呼ばれていましたが、1956年の同音の漢字の書きかえ制定に伴い台風と書かれるようになりました。 この台風には、気象庁が発生した順に台風番号をつけています。特に被害の大きかった台風には上陸地点の名前などをつけて呼ぶこともあります。「伊勢湾台風」などがそれです。 2000年からは台風の国際的な呼称を定めています。 気象庁のページなどで調べてみましょう。
(2)台風の目について調べてみよう。 「台風の目」というと運動会の競技を思い浮かべる人もいるかもしれませんね。台風の目はとても不思議な部分です。台風の中心部の近くでは、強い風が吹き、強い雨が降っていますが、台風の中心、台風の目では、雨や風はほとんどありません。 天気図で台風の目がどこにあるか調べてみましょう。台風の目がはっきりと見えているのは、台風が発達している証拠ともいえます。最後は熱帯低気圧に変わりますが、衛星画像で台風の目がどうなっているか調べてみましょう。
(3)7月、8月、9月に日本に上陸した台風について、インターネットや新聞で情報を読もう。 日本に上陸した台風がどのようなコースをたどったかを調べてみましょう。 2007年9月8日の天声人語では、多摩川が危険水位を超え、避難勧告がでたことを扱っています。首都圏を直撃した台風9号の影響と以外の台風との違いはどこにあるでしょうか。メディアの報道はどうか比べてみましょう。 9月8日付大阪本社発行の朝刊一面の写真は、「秋の味無残」という洋梨 ラ・フランスの生産農家がぼうぜんとしている写真が掲載されています。写真の情報を読み取り、被害にあわれたかたの立場に立って考えてみましょう。 天気情報のページを読んでみましょう。台風情報だけでなく、各地のピンポイント天気情報なども読むことができますね。
(4)台風による災害からひとやまちを守るためにどのようなことがされているか、調べてみよう。 都市の地面はアスファルトやコンクリートで覆われているので、雨が地面にしみこみません。大雨が降ると都市型洪水を引き起こします。 都市型洪水に悩まされてきた墨田区では、積極的に雨水の利用が行われてきました。墨田区にある両国国技館や墨田区役所では、トイレに使われる水の7割以上が雨水タンクに集められたものです。流してしまうと洪水を引き起こしますが、貯めると貴重な資源になるわけですね。 墨田区のページを読んで、詳しく調べてみましょう。
3.発展学習として 気象庁は、2009年の台風シーズンから現在の3日先までの台風予報を5日先まで延ばすことを決めました。気象警報も10年度をめどに約1800の市町村単位にします 台風にどのような備えが必要か家族で話し合い、備えをしておきましょう。 気象に関する情報を集めてみましょう。気象はわたしたちの生活と大きく関わっていることがわかるでしょう。
(大阪市立昭和中学校・植田 恭子)
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