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形態安定シャツの服の仕組みは?名古屋市・幾井文華さん(10)からの質問 2007年09月26日 1.形態安定シャツのふしぎ 洗ってもしわになりにくく、形が崩れにくい綿のシャツにはどのような秘密が隠されているのでしょう。繊維の形態安定の加工技術のしくみはどうなっているのでしょうか。生活に密着した技術ですが、そもそも天然素材の綿を加工すること自体に違和感のある人もいると思います。肌に接するものですから安全性についてもしっかりとチェックしておきましょう。 2.学習のポイント (1)「形態安定」のほか、どのような呼び名で商品化されているのか 会社によって「形態安定」「形状記憶」「ノーアイロン」などの呼び名が使われているようです。みなさんが着ているワイシャツやブラウスはどうでしょう。さっそく調べてみましょう。 (2)形態安定の加工技術について 各社のホームページを活用して調べてみましょう。今回の取材協力先は、「東洋紡」と「日清紡」です。まずはこの2社にアクセスし、サイト内検索も利用してみましょう。その際にどのようなキーワードで検索したらよいか考えてみましょう。 ナノプルーフ(東洋紡)http://www.toyobo.co.jp/seihin/xa2/miracle/nanoproof/index.htm (3)形態安定の加工に使用する薬品について 「生地を薬品に浸すなどして、分子の間に橋を架けるような化学反応を起こさせる」とあります。液体のアンモニアやホルマリンのガスなどが、それに使用されているようですが、どのような薬品なのでしょう。化学物質に過敏な人もいると思います。肌の弱い人にとって残留薬品の影響はないのでしょうか。 (4)バナナの茎からつくる新繊維 視点を変えて「バナナ繊維」について考えてみましょう。科学技術の力で不都合な点を克服してきた形態安定シャツ。その対極に廃棄物としてのバナナの「茎」からつくり出す繊維を据(す)えてみると、何が見えてくるでしょうか。発展途上国の環境や経済ですか、それとも私たちの文化のあり方ですか…? BANANA繊維(日清紡)http://www.nisshinbo.co.jp/field/textiles/banana.html バナナ・グリーンゴールド・計画(特定非営利活動法人バナナプロジェクト)http://www.bananaproject.com/jp/index.html 3.発展学習として 元の形にもどる「形状記憶合金」とは言葉は似ていますが、どう違うのでしょうか。金属と繊維の違いはありますが、これを機会に調べてみてはどうでしょう。
(藤沢市立大庭中学校・有馬 進一)
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