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頭がよくなる!?

照明術 集中力アップは電球で

2007年05月02日

 人は情報の8割を視覚から得ているとされるのに、光はあまりにおざなりにされている。それなら自ら光の効果的な使い方を広めよう――タレントの結城未来さんは「灯(あか)りナビゲーター」を名乗る。

 3年ほど前に親類がリフォームに失敗。それがきっかけで家に関心をもち、インテリアや照明を勉強し始めた。昨年11月、初の著書「頭がよくなる照明術」(PHP新書)を出した。

 タイトルには「光を使って能力を発揮しよう」と「光を賢く使って暮らしを快適にしよう」という二つの意味を込めたという。

 結城さんに、勉強や仕事の能率を上げるための照明術を尋ねた。

 子どもの学習机には蛍光灯が最初からついていることが多いが、目のためにはアームを動かせる電気スタンドがいい。手の影や紙の照り返しができないよう、自分で調整できるからだ。

 電気スタンドは快適な睡眠への道具にも使える。寝る前の少なくとも30分間は天井の電灯を消し、パソコンも使わない。電気スタンドを床に置いて、床を照らす間接照明にする。「自分に光が当たらないのでリラックスでき、スムーズに眠りに入れます」

 九州大大学院の安河内朗教授の研究では、蛍光灯の青白い光より電球のオレンジ色の光の方がリラックスでき、集中力も上がるというデータが出ている。「企画を考えるなどクリエーティブな仕事をする時は、手元のスタンドのランプを換えてみては」

 結城さん自身は、原稿を書くときは最初は蛍光灯で。煮詰まってくると、白熱電球で気分を変えているのだとか。

●ブログでも話題に

 「頭がよくなる照明術」はこれまでに1万4000部を発行。PHP研究所の担当編集者、林知輝さんによると、他の本に比べて個人のブログでの反応が目立つという。「照明の本というと女性向けと思われがちですが、幅広く読まれているようです」

 東京・渋谷の東急ハンズ渋谷店では5月3日午前10時半から、結城さんが照明器具の効果的な使い方を実演・解説するイベントが開かれる。参加費1050円。問い合わせは同店ハンズラボ(03・5489・5200)。要予約。

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