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頭がよくなる!?

レゴブロック遊び 自分で工夫、幼稚園出来た

2007年07月18日

 「この前はおうちだったね。今日は幼稚園を作ろっか」。インストラクターが自ら作った「幼稚園」を取り出すと、子どもたちから歓声があがった。

写真レゴブロックで遊びながら学ぶ子どもたち=東京都武蔵野市で、蛭田真平撮影

 デンマーク生まれの「レゴブロック」を教材とした「レゴ・エデュケーション・センター」の東京・吉祥寺教室。4歳の5人がレッスンを受けていた。

 「高さはブロック何個分かな」「どうやったら丈夫になるかな」。夢中で組み立てる子どもたちにインストラクターが問いかける。子どもたちはブロックをれんが状に組み、上から体重をかけて外れないようにした。教えなくても自分で答えを見つけるのだ。

 インストラクターの役割は、自ら考えるよう仕向けること。絞った色遣いだったり、壁がなかったり、個性豊かな五つの幼稚園が出来上がった。

 レゴ社が開発したカリキュラムは年間45レッスン。テーマは毎回異なり、今回は高さと幅の概念を学ぶことだった。同教室の間野寛美マネジャーは「押しつける学習法はとりません。子どもたちは『やりたい』から工夫する」と話す。

 好きな物を自由に作らせる、見本通りに作らせるといったやり方もありそうだが「それでは単なる作業になりかねない。課題があるからこそ試行錯誤し、考える力がつく」と間野さん。

 「細かい作業を続けられるようになった」「失敗しても放り出さなくなった」とお母さんたちは満足そうだ。入試で物作りや共同作業を課す小学校があり、受験対策で通わせる保護者もいる。ただ、間野さんは「すぐに効果が表れるわけではない。長い目で見て」と念を押す。

 ◆全国で9教室展開

 レゴ社は今年で75周年。カラフルなプラスチック製のレゴブロックは、突起で連結できるのが特徴だ。レゴ・エデュケーション・センターは「子どもの自発的な学びは遊びから生まれる」というレゴ社の理念のもと、日本では04年から展開し、全国に9教室ある。

 カリキュラムは3歳以上が対象。月謝は年齢で異なり、9975円から。他に入会金(吉祥寺教室は2万1000円)、入会時及び進級時に教材費(2万1255円から)がかかる。

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