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万華鏡 科学と芸術、お手軽に

2008年4月23日

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写真万華鏡キットを使えば、基本構造はすぐに組み立てられる=東京都世田谷区のジーン社、山本写す写真組み立てた万華鏡の中

 筒の中をのぞきながらクルックルッと回すと、鏡の小空間で万の華を見るように、新しい色と形が広がる。

 複雑な模様に見えるのに、筒の中のしくみは意外と単純だ。それに気づいてもらい、独自の万華鏡づくりへといざなうための組み立てキットが売り出されている。

 ジーン(本社・東京都世田谷区)が米国の専門メーカーから輸入するキット(税込み2940円)で作り方を見てみよう。

 筒の端に「のぞき窓」をはめ込んだ後、その筒に、縦長の鏡3枚を三角柱に組んで入れる。「のぞき窓」とは反対の筒の先に、円筒ケースをはめて基本構造は完成。

 あとはケースの中に、付属品のガラス玉や天然石、ドライフラワーなどを入れ、のぞきながら模様の違いを楽しもう。筒の外は、付属の塗り絵と色鉛筆で飾ってもいいし、千代紙や雑誌の切り抜きなどを張ってもいい。 

 「万華鏡は科学と芸術が融合したもの。鏡の間で反射が次々と起こり、像が無限に広がって見えるという科学を体験できるし、玉や石の中身をかえることで、芸術的な独創力も養える」と、ジーンの藤井幹子さんは言う。

 日本万華鏡博物館(東京都渋谷区)を運営する大熊進一さんは、自著「万華鏡」(文渓堂)の中で、光の研究者によって発明された歴史を語ったり、カラー写真で万華鏡作家の作品を紹介したり。2〜4枚の鏡や、アルミはくを使う8種類の作り方も披露する。

 「鏡の枚数、組み合わせるときの角度、色のバランスなどを試行錯誤すれば、いろんな見え方にできる。アイデアを駆使し、よりよい作品を工夫してほしい」と言う。(山本晴美)

 ●専門店やネットで

 ジーンが扱うキットは、同社が運営する「ザ・スタディールーム」の下北沢店(03・5478・8717)などに置いてある。ここで400円程度から5万円台の万華鏡を見たり買ったりもできる。また、アマゾンジャパンなどのショッピングサイトが各社のキットや万華鏡を扱っている。

 日本万華鏡博物館はJR渋谷駅の近く。歴史や仕組みを学んで、手作りを体験する。予約と1千〜3千円の材料費が必要で、日曜、祝日はお休み。問い合わせは03・3463・6916へ。

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