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シャンチー 中国発の頭脳スポーツ

2008年9月24日

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写真赤と黒で色鮮やかなシャンチーの駒。今月、代表選手による「強化合宿」も行われた

 オリンピック、パラリンピックで沸いた中国・北京で10月3日から、もう一つ国際大会が開かれる。「ワールド マインド スポーツ ゲームズ」(WMSG)。チェスや囲碁など「頭脳スポーツ」と呼ばれるゲームの祭典で5競技が行われる。その一つが中国発祥の「シャンチー」(象棋)だ。

 盤に縦9本、横10本の線が引かれ、交点に2色の駒がそれぞれ16枚ずつ置かれる。2人で対戦する将棋に似たゲームだ。王様の「帥(すい)」「将(しょう)」が取られると負けで、「車(しゃ)」「馬(うま)」など将棋に似た名前の駒もある。

 だが、取った駒は使えない。盤中央の「河界(かかい)」という境界を越えられない守戦専用の駒があったり、「帥」「将」が「九宮(きゅうきゅう)」という縦横3本の領域から出られなかったりなど独自の規則も多い。

 特徴的な駒が「炮(ほう)」。縦横にどこまでも動けるが、間に一つ駒を挟まないと敵駒は取れない。「炮」など動きの大きな駒が多く、ダイナミックな展開も魅力だ。

 日本でのなじみは薄いが、東京在住で天津出身の楊威軍さん(51)は「中国で最も人気があるゲーム。夏になれば、外に盤を出して涼みながら、シャンチーをしている」。楊さんも小学生のころ、公園でシャンチーに興じる大人たちに教わり、腕を磨いた。

 日本で普及に携わる日本シャンチー協会は73年に設立。会員約200人。全国大会を毎年開催し、アジアや世界の大会にも参加する。WMSGには団体、個人などに計8人が出場。将棋のプロ棋士、所司和晴七段(46)を除けば会社員など一般人だ。協会は「競技人口が少ないので、あなたも国内のトップクラスになれるかもしれません」。(宮本茂頼)

●知力で競い合う

 WMSGは国際マインドスポーツ協会の主催で、今回初めて開かれる。運動能力でなく、知力を競い合うのがマインドスポーツ。大会競技はシャンチーのほか、ブリッジ、チェス、ドラフツ(チェッカー)、囲碁。シャンチーは開催地・中国の要請で加えられた。100以上の国・地域から2千人以上の参加を見込んでおり、日本からも全競技に70人近くの選手が出場する予定だ。日本シャンチー協会の詳細はホームページ(http://www8.ocn.ne.jp/~jxa)で。

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