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ゆび編み 初心者でも手軽に作品

2009年2月11日

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写真編み棒を使わないゆび編み=鎌田正平撮影

 編み棒やかぎ針を使わず、指だけで編む「ゆび編み」。手軽さが受けて、子どもから高齢者まで、幅広く愛好者がいる。特に最近、小中学生に人気が広がってきた。NPO法人「日本ゆび編み協会」の篠原くにこ代表(60)は「誰でも簡単にできます」と話す。

 現在、協会には約20人が所属し、ボランティアで、各地の老人施設や小中学校などに出向いて、ゆび編みを教えている。

 編み棒代わりに使うのは、親指を除く4本の指。まず手のひらを自分の方に向ける。指に1本ずつ毛糸を巻き付けて目を作り、糸をかけていくと、手の甲側に、横4列の細長い「編み地」がどんどん編み上がっていく。指をよく動かすためか、「編んでいると、手が温かくなってくる」と篠原さん。

 できあがったものは、布でいうと「生地」のようなもの。作りたいものの幅や長さに合わせて、切ったりつなぎ合わせたりして使う。セーターやマフラー、バッグなど、作れるものも、自由自在。指を使うため、一目一目が大きくなりがちなので、太めの糸を使うと、できあがりが美しくなる。

 篠原さんがゆび編みを教え始めたのは97年。当時、男性向けの編み物教室を開いていたが、編み棒をうまく使いこなせない人が多かった。「初心者でも簡単にできる方法がないか」と考え出したのが、ゆび編みだった。

 その後、「指先を動かすことは脳の活性化になる」と、思わぬ形で知られるようになる。新聞やテレビで度々紹介された。今では、認知症の高齢者のリハビリテーションや、知的障害者施設での作業などにも利用されているという。(原田朱美)

●脳の鍛錬に応用も

 ゆび編みは、最も簡単な「ゆびリリヤン編み」のほか、「ゆびこま編み」「ゆびメリヤス編み」など数種類ある。手が不自由な人のために、円柱形の木4本を指に見立てた道具を使うことも。

 「脳力を鍛えるゆび編みレッスン」(宝島社)では、篠原さんがデザイン・技術指導し、「脳トレ」で有名な東北大学の川島隆太教授が監修している。編み方の説明のほか、脳の働きを活発にする「脳トレ」ポイントも解説している。

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