熟語の問題は、単に知識量を試すものから規則性に気づかせるものまで様々です。前者は文章中に出てきた言葉に注目する形で、後者は独立した問題で出題されることが多いようです。(四谷大塚 国語科)
【国語】
〈1〉「過失」の対義語を漢字二字で書きなさい。
(08年度 渋谷教育学園幕張中学校から)
〈2〉「必然」の対義語を答えなさい。
(08年度 江戸川学園取手中学校から)
〈3〉A「無限」、B「簡単」の対義語を、それぞれ漢字で書きなさい。
(08年度 専修大学松戸中学校から)
〈4〉次の【 】にあてはまる、「主観」の反対語を書きなさい。
・悲惨であるという【 】的な現実
(08年度 女子学院中学校から)
〈5〉「この実験は容易に結果が出た」の「容易」について、次の問いに答えなさい。(1)「容易」の読み方をひらがなで記しなさい。
(2)次の語句の空らんに漢字一字を入れて「容易」と反対の意味の熟語にしなさい。 □難
(08年度 清泉女学院中学校から)
【社会】
憲法十七条(十七条の憲法)について、この条文の一部として正しいものを、次のア〜エから一つ選び、記号で答えなさい。
ア.「広く会議をおこし、万機公論(ばんきこうろん)に決すべし」
イ.「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」
ウ.「和をもって貴しとなし、さからうことなきを宗(むね)とせよ」
エ.「天皇は神聖にして侵(おか)すべからず」
(08年度 栄東中学校から)
【理科】
身近な植物であるタケ、モモ、サクラ、ススキ、ダイズ、カボチャ、ショウブ、ダイコンは、次にあげることがらのいずれかに関係があります。
七草がゆ(1月) 節分(2月)
ひな祭り(3月) お花見(4月)
端午(たんご)の節句(5月) 七夕(7月)
お月見(9月) 冬至(12月)
問1 上の文中の植物から、(1)ひな祭り、(2)冬至に関係するものを、それぞれ1つずつ答えなさい。
問2 ダイズの食用にしている部分を、次のア〜オから1つ選びなさい。
ア.根 イ.茎(くき) ウ.葉 エ.胚乳(はいにゅう) オ.子葉
(08年度 巣鴨中学校から)
【算数】
AからFの6つのサッカーチームが、総当たりの試合を行った。引き分けの試合はなく、勝ち数で順位をつけたところ、次の4つのことがわかった。
ア BとEが同じ勝ち数で1位であった。
イ Fは単独で3位であった。
ウ CはEに勝った。
エ CはAに負けて、単独4位であった。
このとき、次の問いに答えなさい。
(1)A〜Fの6チームでの試合数は全部で何試合ですか。
(2)次の(1)(2)の2つの対戦で、勝ったのはどちらのチームですか。
(1)C対D (2)A対D
(08年度 城北中学校から)
※問題文は原文と一部異なる場合があります。
◆解答と解説
【国語】〈1〉故意 〈2〉偶然(〈1〉〈2〉とも、対義語の問題としては難しい)〈3〉A有限 B複雑(または困難) 〈4〉客観 〈5〉(1)ようい(2)困
【社会】答えはウ。憲法十七条は、604年に聖徳太子が定めた、朝廷の役人としての心構えを示したもの。アは1868年に明治天皇が発表した五か条の誓文、イは1872年に初編が出版された福沢諭吉の『学問のすゝめ』、エは1889年に発布された大日本帝国憲法。多くの中学で出題される史料については、その時代や関係する人物などをおさえておきたい。
【理科】問1 (1)モモ (2)カボチャ 問2 オ 七草がゆは春の七草の一つのダイコン、節分には鬼打ち豆と称していったダイズをまく。ひな祭りはモモ、お花見はサクラ、端午の節句はショウブ、七夕はタケ、お月見はススキ、冬至はカボチャを用いる。ダイズには胚乳がなく、発芽に必要な養分は子葉にたくわえているので、食用にする部分はおもに子葉である。
【算数】(1)6×5÷2=15(試合)

(2)BとEは4勝1敗で1位、Fは3勝2敗で単独3位、Cは2勝3敗で単独4位ですから、AとDは1勝4敗で5位とわかります。これより、左の表のように整理できるので、(1)はCの勝ち、(2)はDの勝ちとなる。
<協力:四谷大塚>
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