本番まで219日
2009年7月3日
雨空にアジサイが色鮮やか。暑さに向かう時期、体調管理も大切です。(田中順子)=子どもは仮名
○きちっと家○
サエの塾は試験の点数が返却前にネットでわかる。どう間違えたかまではわからないから見ないことにしていたが、サエに「結果を見て勉強法を質問する子が多かった」と聞くともういけない。一日迷ってついにアクセス。微妙な結果を見てどのクラスになるか気をもむ母に、「どこができなかったかより、クラス分けが気になるんだ」とサエ。本質を忘れていたことに気づくが、動揺は抑えられない。こんなことがあと半年以上続くのね。中学受験は親にとっても修行だわ。
◇ふわっと家◇
臨海学校に出かけたイチロー。先生からは「小学校時代の一番の思い出になるようです」と言われたが、「集団で行動する意味がわからない」という性格ゆえ乗り気ではなさそう。初日に投函(とうかん)する家族あてのはがきにも、山登りした昨年は「山頂に着いても達成感がありません。こんな生活はこりごりです」。今年は「楽しい日々を送りたいと思います。元気ですので心配しないでください」。まるで家出したみたい……。
●どきっと家●
夏を制する者は……と言うけれど、レオの夏季講習の日程を確認してクラクラした。朝から夕方までびっしりだ。予定表を見ると9月以降も休日ゼロ。塾からは「無駄な時間はありません。親御さんも一緒にがんばりましょう」。最近のレオは風邪気味、疲れがたまっているようで朝もなかなか起きられない。これから暑くなるし、体調管理にいっそう気を配らなければ。
◆さくっと家◆
私立小1校、中高20校ほどが出場した吹奏楽大会に参加したメイ。新型インフルエンザ感染拡大後、中高生とすれちがう時は息を止めることにしている母は、修学旅行の列に出会ったときなど窒息寸前。会場ではマスクをして鑑賞した。吹奏楽だけに密閉されたホールに大量の息が吐き出される。楽器用マスクがあればいいのに……。ここから感染者が出たら学校は休校、塾からも締め出しだ。何事もなくて本当によかった。
*
○サエは両親と予備校に通う姉(18)と中野区在住。◇イチローは杉並区に親子3人で暮らす。●横浜市在住のレオは両親と国立大付属中2年の兄の4人家族。◆メイは共働きの両親と都内の私立女子中2年の姉と千葉県松戸市に暮らす。
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