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私立中学・高等学校ガイド

日能研の教室の先生座談会 ”こんな受験生・保護者”が大逆転しています!”壁”突破のための学習法教えます!

記事提供:進学レーダー2008年5月号
みくに出版

先生紹介
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佐々木済喜先生(本八幡校) モットー:段取り八分(8割の準備が整えば成功する) 趣味:土いじりと猫とじゃれ合うこと 受験生にひと言:一生一度の受験です。とことん熱くなれ!

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佐後嘉貴先生(赤羽校) モットー:何事も無理をしすぎずに 「完走」すること 趣味:旅行 受験生にひと言:進学先の扉をこじ開けようっ!!

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久保精一先生(戸塚校) モットー:あきらめない 趣味:ピアノ 受験生にひと言:最後の1秒までが勝負です

偏差値には“壁”があるという。しかし、計画的に、かつしっかりとした学習法をもって1年を過ごせば、壁は越えてしまえるものなのだ。そこで今回は学習ディレクター(教室の責任者)3名に、学習法のポイントを語っていただいた。


偏差値50の壁、55の壁の突破は難しくはない

─今回は、“偏差値の壁を越えるために“6年生の秋までにするべきこと”のお話を伺うためにお集まりいただきました。偏差値50あたりに第一の壁、偏差値55に第二の壁、最後に偏差値60の第三の壁があると言われていますが、それぞれの壁には質的な違いがあるのでしょうか?

やるべきことをやって、それをテストで9割再現できれば、偏差値60に到達できます(佐々木先生)

佐後先生(以下、敬称略) 偏差値40台の受験生が偏差値50を突破するのは、それほど難しくはないんですよ。50の壁、55の壁、60の壁と上にいけばいくほど伸びる余地が小さくなる傾向は ありますね。詰める内容に、より細かいことが要求されますからね。

佐々木先生(以下、敬称略) 同感です。6年生の前期の段階で、偏差値50台後半をキープしている受験生なら、抜けを少しずつ押さえるだけ で、偏差値60に到達できます。つまり、ある程度知識がしっかりしていて、それを使いこなすことができれば、偏差値60近辺にはいけるんですね。そこから先は、学習に対する意識を変えないと、難しくなってくる部分がありますね。

久保先生(以下、敬称略) 偏差値55くらいまでは、保護者の方が学習内容や学習時間を決めて、保護者主導で受験準備をしても伸びることができるんです。しかし、親や塾の先生が用意したレールに乗っているだけでは越えられないのが、偏差値60の壁です。努力しているのに、どうしても越えることができない場合、学習が受け身になっていることが多いのです。日々の学習で自分がやるべきことをしっかり把握したうえで、能動的に学習を進めないと、偏差値60の壁は突破できません。自分に必要なことを取捨選択して、日々の学習目標を設定できるようになることが大切になってくるんですね。


偏差値の壁を越えるための学習ポイント
偏差値50の壁
得意分野をつくり、伸ばすだけで50の壁はかなり低くなります。ケアレスミス多発のために、点数が実力より低く出ている可能性があるなら、早めに対策を。
偏差値55の壁
特定の科目や分野に不得意なものがあると、55の壁は高くなります。まず不得意なものの洗い出しを。記述問題が原因の場合は、じっくり時間をかけて解決を。
偏差値60の壁
保護者や塾の先生が敷いてくれたレールに乗るだけでは、この壁を越えるのは難しいかも。必要なことを自分で把握し、自分で計画を立てる攻めの姿勢を。

夏までは基礎学力づくりに集中。テストのスキルは秋以降に磨く

─そもそも偏差値は、本物の学力をどの程度反映しているものなのでしょうか?

佐後 私が受験生によく話すのは、前期の偏差値というのは本来もっている力より下に出るものだということです。テストで力を出しきるこ とができれば、結果としての偏差値はもっと上にいくものなんです。

久保 そうですね。偏差値と本来の学力は別物です。偏差値は、テストを受けるスキルを磨けば伸びる。しかし、前期の段階からテストのテ クニックのみを追求して強引に偏差値を伸ばしても、夏以降に伸び悩んでしまう。だから、テクニックを磨くのは後期以降で十分です。夏休みの終わりまでは、模試の結果はあまり気にせず、実力を蓄えるための学習を優先したほうがいいですね。

佐後 まったくそのとおりです。もてる力を偏差値に反映しきったあとに、さらに伸びるためには、やはり基礎学力の強化が必要です。テス トを受けるスキルを磨くこと自体には、それほど時間はかかりませんから、夏までは時間のかかる学力の向上に集中する。基礎学力がしっかりしていれば、その後の実力の伸びは学習量と比例しますからね。

久保 たいていの模擬試験は、簡単な問題から順に並んでいます。極端な例を出すと、後半に出てくる難度の高い問題を捨てて、前半に出て くる簡単な問題のみに集中すれば、偏差値は上がるんです。この方法だけで、偏差値40台の受験生が偏差値50を越えることができる。でも、これを6年生の前期にやって安心してしまうと、あとで痛い目にあうんですよ。単に表面的に偏差値を上げただけですからね。早い段階で、偏差値というのはそういうものだと知っておくのはいいのですが、テストを受ける技巧を磨くのは、秋以降にするべきだと思います。

佐後 点数の取り方を戦略的に考えるのは、夏が終わって、志望校が固まってから。志望校の出題傾向が、模擬試験とは違うこともあります からね。

夏休みまでにやっておきたいこと
学習習慣を身につける
毎日の学習習慣を身につけ、週のスケジュールをルーチン化してしまえば、途中のダレも乗り越えられるもの。なるべく前期のうちに身につけてしまいましょう。
国語・算数の基礎を固める
社会科や理科に比べて、国語や算数は、力を養成するための時間は長くかかるので、国語・算数の基礎固めを強く意識して学習。もちろん、社会科・理科も着実に。
国語の記述問題の対策
国語の記述問題は、苦手としている場合、とくに時間がかかるもの。早めに対策を始めましょう。算数の記述問題は、技巧を理解できれば比較的短期間の勝負。

大逆転の学習法:その1 不得意分野の解決

─伸び悩みの原因とその対策には、それぞれの壁で特徴がありますか?

久保 6年生の前期で偏差値50を越えられない場合、まだ得意分野ができていない可能性がある。逆に言うと、得意分野をつくれば簡単に越えられるわけです。偏差値が 50から60の間の受験生については、科目ごとに不得意分野と得意分野が混在している可能性があるから、不得意分野の穴を埋める学習が大切になるでしょう。

佐後 そうですね。とくに偏差値55あたりの受験生は、どこかに穴があることが多い。4科目の中で不得意科目があるのであれば、その科目 の穴を埋める。4科目の中でとくに不得意科目がないもにもかかわらず伸び悩むというのであれば、科目ごとの不得意分野を洗い出して、その穴を埋めれば、壁は突破できる。得意科目の学習だけに逃げないということも大切ですね。たとえば、社会科と理科が突出して得意で、4科目平均で55になっている場合などは要注意です。こうした場合に、得意な社会科と理科の学習ばかりに時間を割いてしまうと、あとの伸び悩みの原因になる。意識して不得意科目の学習をする必要がありますね。

佐々木 ケアレスミスの多さも、偏差値50に到達できない受験生によく見られます。しかしケアレスミスの原因を突きとめてみれば、問題文をよく読んでいなかったというようなものが多いと思いますので、そこに注意するようにすれば、意外に早く伸びることが多いですよね。保護者の方がケアレスミスに敏感になり過ぎないことも大切ですね。

佐後 ケアレスミスの影響は大きいですね。前期の段階では、完全にケアレスミスをなくす必要はありませんが、少なくとも、「あ、またやっちゃった」と、自分がミスを犯しがちなポイントに気づくことができれば安心です。

久保 その意味では、学校のテストを利用するのもいい。学校のテストでは、ミスをゼロにして、つねに満点をめざすなどですね。

佐後 学校のテストは、テーマが絞られていることが多いから、意識すればミスなしで解答できるものです。使わない手はないですよ。

大逆転の学習方法:その2 分野ごとの知識の整理

─偏差値の壁を突破するために、効果的な学習方法を教えてください。

学習に集中するために、目に見える学習目標を設定することが大切です(佐後先生)

佐々木 偏差値の壁ごとに、具体的な学習目標も違ってきます。塾に通っている場合、5年生の終わりまでには、受験に必要な全分野を学習 済みのはずです。6年生からは、これまで別々の分野で学んだ知識を組みあわせるという意味での応用が始まる。算数でいうと、分野を別々に学んでいましたが、それを比と組みあわせて解く方法を学ぶといった具合ですね。そのときに、6年生の前期に偏差値50くらいの受験生だったら、まず5年生までに学んだ解き方で解けることを目標にするといいでしょう。偏差値60以上をねらう受験生は、正解を出せたらよいというのではなく、6年生で新たに学ぶ方法で解くことが目標ですね。

久保 単元ごとのテストはできるのに、全範囲から出題される模擬試験では伸び悩むという受験生も多い。問題を見ても解法への方針を立て ることができなかったり、方針が立つまでに時間がかかってしまうことが原因でしょう。これは、分野ごとに必要な知識がきちんとまとまっていないから、起こることなんですね。そうした場合には、「この分野の知識はコレとコレ」というように、バラバラだった知識を分野ごとに整理する必要がありますね。つまり、問題を見てすぐに、「この分野の知識は、(頭の中の)このへんの棚に入っている」と、すぐに思い出せるようにする。これができるようになると、点数がグンと伸びます。1週間に1回くらいは、 何の分野なのかわからない問題に取り組んで、どの棚の知識を利用する問題なのかを判断する練習をするといいと思いますね。これは、どのレベルの受験生にも有効な学習方法です。

佐々木 そうですね。どの分野のものかわからない問題を解く練習は力がつきます。たとえば、算数で偏差値50の壁をめざすのなら、基本問題 集をコピーして問題をバラバラに切り取り、それをコップなどにストックしておく。その中から、くじを引くみたいに問題を一枚抜き取って、当たった問題を解いていくという方法もお勧めです。解けたらそのコピーは捨てる。解けなかったらまたコップに戻してシャッフルしておく。そうすると、実力がつくだけでなく、どんどん問題の数が減っていくのが実感できますから、達成感も得られます。偏差値60の壁の突破をめざしているなら、応用問題集で同じことをやるといいでしょう。続けているうちに、分野ごと の知識が整理できて、「この問題とこの問題は似 ているな」といった感覚が養われるはずです。

前期は国語・算数の基礎を。算数・理科は家庭学習にも力を入れる

─国語・算数・社会科・理科の4科目の学習の時間配分で気をつけることは何ですか?

久保 4科目を同時にまんべんなく学習するのは至難の業ですから、前期には国語と算数を中心に学習するのがいいと思います。これには理 由があって、社会科や理科に比べて国語や算数は、力がつくまでに時間がかかるからなんです。だから国語と算数を中心に学習する。夏休みに入ってから、そこに社会科と理科の学習も一段と力を加える。さらに後期以降は、第1志望校が固まっているはずですから、受験生それぞれが抱えている個別の問題を、志望校に合わせて解決するための学習に入ります。どのあたりの偏差値の壁の突破を目標にするにしても、これが標準的な学習法でしょう。

佐々木 偏差値50や55の壁の突破をめざすのであれば、前期には社会科や理科の学習を必要以上に気にする必要はないでしょう。社会科と理 科は、夏休みに入ってから、がっちりやっても間に合いますからね。しかし、偏差値60の壁の突破をめざしていて、社会科や理科を苦手としているのであれば、週に10分や20 分程度でいいので、社会科や理科を学習する時間をつくっておいたほうがいい。塾の行き帰りや休み時間を利用した、ちょっとした時間でいいですから。社会科に関しては、受験生の個性も学習方法に関わってくる部分があります。日常生活の中でふれる情報と、各分野の学習内容の関連に敏感な受験生ならそれほど家庭学習に力を入れる必要はありませんが、あまり意識していないようであれば、家庭学習の時間をとって関連づけていくことが必要になるでしょう。

佐後 塾中心に学習するのか家庭学習が中心になるのかも、科目によって違ってきます。国語の学習は塾の授業で、算数や理科は家庭学習に も力を入れるというのが一般的ですね。算数と理科は正解にたどりつくまでの試行錯誤の時間が大切ですから、どうしても家庭でじっくり時間を取る必要があります。一方、子どもたちは国語の家庭学習ではあまり試行錯誤しませんから、塾の授業で集中するほうが効率がいいと思います。先生が手がかりと根拠を明確にしてくれますからね。

佐々木 国語で家庭学習が必要になるとすれば、記述対策です。

佐後 そうですね。偏差値55の壁を越えられずにいる受験生は、記述問題を苦手としていることが多いようです。そうした場合には、前期中 から記述対策に入る必要があります。記述の力をつけるには時間がかかりますからね。国語の記述が苦手であれば、たとえば、まず書きたいことを単語にして並べてみることから始める。次に、その単語を時系列で整理して短文をつくる。そして、短文を接続詞でつないだり修飾詞で膨らませながら文章にしていくというように、段階を踏んで練習する方法があります。

佐々木 自分で書いた文書を、少し時間をおいてもう一度書き直すのも効果的な学習方法です。そのために国語の記述練習用のノートを作 ることをお勧めしますね。

久保 模試の記述問題の見直しも大切です。それも模試を受けたときの感覚が残っているうちに、なるべく早く書き直してみる。どうしても 書けないようであれば、模範解答を写すことから始めてもいい。そうやって、なぜ問題文の特定の部分が記述の模範解答に使われているのかを考え、その理由を理解していきましょう。

佐々木 一方、算数の記述問題は、国語と違って技巧の獲得ですから、塾の先生に相談して対策を練ると無駄がありませんね。

モチベーションを維持するための工夫
志望校を身近に感じる
志望校を訪問するなどして、志望校を身近に感じることができれば、自然とやる気がわいてくるもの。学校説明会だけでなく、文化祭や体育祭にも足を運ぼう。
先輩受験生の話を聞く
年の近い先輩の影響力には大きなものがあります。すでに合格した先輩に志望校の学校生活を聞いて意欲を高めるだけでなく、合格の極意も教えてもらおう。
学習計画を見直す
長時間学習しているのに、なかなか成果が上がらず、学習意欲も低下……。こんなときは、学習計画を作り直す必要がある。塾の先生に相談してみよう。

実力校の過去問は繰り返し練習で、国語・算数は見直しに時間を

─過去問への取り組みのコツはどこにあるのでしょうか?

久保 後期以降に過去問を始めるのが標準的です。偏差値50台の実力校だと、記述を含めた全体の出題傾向がクセのないオーソドックスなものになっていることが多いですから、志望校の過去問にできるだけ繰り返し取り組むことで、偏差値を超える合格を手にすることが可能です。一方、偏差値60以上の難関校になると、典型パターンから外れた問題がメインになりますから、繰り返し練習の効果は期待できません。その志望校の出題傾向の底を流れる本質をつかむ、その学校が入試問題に託したメッセージを読み取ることが必要になってきますね。

佐後 第1志望校の過去問から始めるのか、それとも安全校から取り組むのかを決めるにあたっては、受験生の精神状態も考えたほうがいい と思います。タフな受験生の場合には、最初からガツンと第1志望校の問題をやってみるといい。ただし保護者の方は、後期の最初の段階ではできないのが当たり前だということを、受験生にしっかり伝えることを忘れないでください。第1志望校の問題が解けないことにショックを受ける可能性があるのであれば、後期の最初の段階でも解けそうな学校から始めるのがいいでしょう。塾の先生に見つくろってもらうのがいいのではないでしょうか。

佐々木 科目によっても、コツは違います。国語や算数の過去問は、まず時間内に解いてみることは社会科や理科と同じですが、その見直し には、1校の1年分に1カ月かけてもいいから、じっくり取り組むことです。たとえば算数なら、問題の構造の分析をしながら見直していく。国語ならそれぞれの設問に対して、やはりここでも、なぜ問題文の特定の部分が解答に関わってくるのかを理解しながら見直しましょう。

よくある質問に答えます!
保護者はどこまで学習のサポートすればいいの?
学習内容にどこまでふみこむかはそれぞれですが、最低限、学習のスケジュール管理をしてあげるのがよいでしょう。
みんなは、睡眠時間を削って勉強しているの?
秋までの時期は、睡眠時間を削ってまで受験勉強する必要はありません。それよりも、効率的な学習計画が大切です。
保護者が中学受験をしていないと、気づいてあげられないことがある?
情報を入手し、多角的に分析・判断するにあたって、保護者自身が中学受験を経験している必要はまったくありません。

具体的な目標が学習意欲を持続させる

─子どもの学習意欲を維持するために必要なことは何でしょうか?

受験生としての意識が高まると、急に実力が伸びはじめますね(久保先生)

久保 偏差値30台からグ〜ンと伸びて、偏差値50前後の学校に合格する受験生もいますが、やはり本人のやる気が大きいです。受験生として の意識が高まると、急に実力も伸びはじめる。

佐々木 前期のなるべく早い段階で、学習習慣を身につけることも大切です。志望校を意識しはじめたときが、学習習慣を確立する一つのチャンスでしょう。モチベーションも上がっているころですから。

佐後 そうですね。志望校が具体的に見えてくると、それに伴ってやるべきこともわかってくるものです。短期的で具体的な目標があると、受験生は強くなりますよ。

久保 夏前に志望校が決まっていても、なかなかエンジンがかからないこともありますが、それは志望校のレベルと受験生の実力に差がある ことを意識しすぎた結果なんですね。そんなときは、塾の先生と学習計画の相談をするといいでしょう。自分のやるべきことが明確になれば、気持ちが盛り返しますよ。

佐後 受験勉強は長丁場ですから、途中で気持ちがゆるんでしまうこともあります。そうしたときには、志望校に合格した先輩の話を直接聞 くと、またやる気が盛り返してくる。志望校を身近に感じることが、やはりモチベーションアップにつながるんですよね。うちの教室で実際にあったことなんですが、志望校に合格した先輩が使った過去問題集を借りた受験生がいました。合格した先輩が実際に過去問題に取り組んだときの点数なんかが書き込んであるままの状態でね。借りた受験生は、先輩の点数を越えようとしたりして、最後までがんばりとおしましたよ。自分と年齢の近い先輩だと、これだけ影響が大きいものなんですね。

久保 保護者の方がどこまで関わればいいのかも、難しいところです。難関校をめざしている場合には、受験生本人が自分のための受験なの だということを理解して、自分で日々の学習計画を立てることが理想ですが、そうでないなら、学習全体に親が積極的に関わってあげてもいいと思います。保護者が途中で手を離す場合にも、スケジュール管理だけは、引きつづき気をつけてあげてほしいですね。

佐後 忘れがちなのは、中学受験といっても、やはり学習ですから、やっていておもしろいことがたくさんあるんだということです。算数な ら算数、社会科なら社会科で、その科目に「なぜ? どうして?」という興味をもって、「わかった!」という経験を楽しんでいれば、モチベーションも自然に長続きします。それぞれの科目のおもしろさを知って、そこに知識や技術が伴うと、力もグッと伸びるものなんですよ。


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