メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

08月18日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

新着記事一覧へ

私立中学・高等学校ガイド

進学校の大変化!私学ではこんな改革が行われている!

記事提供:みくに出版

最近は、どんな改革内容が多いの?

進学校のみならず、私学全体とし て改革内容をまとめてみました。大きく分けると、「制度・形態」など学校の制度上・学校法人上の大きな改革、「校舎・立地、制服」などの学校の外枠の部分の改革、「授業・カリキュラム」など学校のナカミの部分、そして「中学入試」という入り口の部分の改革があります。
近年の改革のナカミ、そしてどんな流れが多いのか、具体的に紹介しましょう。

制度・形態など

改革のナカミ 改革の内容
1 中学の新規開校 既存の高校に新設する形での開校、停止していた中学募集を再開するなど、いまや毎年のように中学の新規開校が相継いでいる。また近年は、制度上「併設型」や「中等教育学校」へ改組する学校も増えている
2 共学校化や校名変更 男子校、女子校から共学校化するだけでなく、近年、宝仙学園や修徳学園のように既存の男子校・女子校に共学部を新設するという形をとる場合も増えている
3 高校募集停止 高校募集を停止し、完全中高一貫校になる学校や、高校募集の定員を削減する学校も増えている。完全中高一貫校になることで、よりスムーズなカリキュラム編成に
4 脱・大学付属校化 併設大への進学だけではなく、他大学進学により力を入れる学校も増えている。とくに女子大学付属校で増えている
5 大学との連携推進 上記の「脱・大学付属校化」する私学がある一方、大学との連携を進める学校がここ数年急激に増えている

男子校 女子校 共学校 

校舎・立地、制服など

改革のナカミ 改革の内容
6 校地移転・新校舎建築 共学校化や新規開校などに伴い、行われることも多いが、完全な新校舎建築だけでなく、施設の見直しや改築などはひんぱんに行われている
7 制服リニューアル いままでとはまったくイメージの異なる制服にすることもあるが、生徒の意見をとり入れ、素材の変更や一部リニューアルなどを実施する学校も

授業・カリキュラムなど

改革のナカミ 改革の内容
8 授業・カリキュラムなどの改革 日常的な授業内容に関しては、教科ごと、学年ごとなどにつねに行われている。このほか、シラバス、習熟度別クラス、補習・補講の導入や、理系・文系選択時期の見直し、カリキュラムの大幅改訂などいろいろな改革がある。また近年は、理系重視や「国公立大学型カリキュラム」にする学校も増えている
9 コース制の早期化・「特進コース」などの新設 「特進コース」などを、中学など早い段階から導入する学校が増えている。入試改革とも関わってくるが、中学入試段階から「理数コース」「難関大学コース」などといった名称の入試を行うことも
10 学期制・授業時間 1コマの授業時間数(45分授業・50分授業)や、5日制・6日制、2学期制・3学期制などの制度を変更する学校も。授業時間数は、以前70分・90分授業にする学校があったが、ここ数年は、50分などに戻す学校が増えている
11 行事・課外授業・特別講座・クラブ活動など 土曜講座の開設、課外授業や行事の内容の変更など、いろいろな改革がある

中学入試

改革のナカミ 改革の内容
12 入試日程・入試回数・午後入試の新設 入試回数を増やす学校が多く、いまや1回しか入試を実施していない学校はごくわずか。とくに近年は、午後入試を新設する学校が増えた
13 入試科目、試験時間・配点 首都圏では2科目入試から2科・4科選択入試へ、2科・4科選択入試から4科目入試に変えるなど、4科目入試の流れが顕著。また、いままで国算よりもウェートが低かった社理を国算と同じウェートにするなど、試験時間・配点を変更する学校も
14 特進クラス選抜の導入 「理数コース」「特進クラス選抜」など、中学入試段階から別名称で募集する学校も増えている
15 面接廃止や、提出書類の簡略化 面接や実技試験の廃止、「小学校の先生が書く調査書」をやめて「通知表のコピーでOK」にするなど、受験生が受けやすい形に変更する学校が増えている